「トラブル」と「ツイてない出来事」って、実はイコールではないんですよね。
ツイてない出来事は、誰にでも起こるものだけど、そこからトラブルに発展させる否かは、“自分次第”なところも大きかったり。
例えば、不機嫌な人がいて、八つ当たりされたとき、「あぁ、機嫌が悪いんだな。かわいそうに」と相手を思いやることができれば、虫に刺された程度のことで済む。
そこまで思えなくて、「理不尽だわ!」とイライラしても、そんな人のことを相手にしないで、親しい友達に愚痴でも聞いてもらってスッキリしたら、それで済むだけのこと。
それなのに、もし相手に仕返しをしてしまったら、機嫌が悪い人にわざわざ喧嘩を売るわけだから、運が悪ければ、流血事件にだってなりかねません!(恐)
もちろん、突発的な事故などで、生死に関わるようなトラブルもあったりするもの。
そういうのは、自分の力ではどうすることもできないものだけど、それはもう「運命的に起こったこと」だと思って、諦めるしかないこともあるんですよね。
だから、トラブルと運命的な出来事はまた「別物」で、ここで差しているのは、単なるトラブルの話。
不運な出来事を小さいまま終わらせる人もいれば、大きくしてしまう人もいる。
そう思うと、不運な出来事って、「神様からのテスト」とも言えるかもしれませんね。ちゃんとクリアできるかな?という。
追試を出されないように、クリアできる人でいたいものですね。
byコラムニスト・ひかり