■飛び級で魅力を上げよう!
「いつの世代になっても、人は同じところでつまずき、何も進歩しない」なんて思いがち。
人によっては、「むしろ昔の時代の人のほうが大人だった」なんて言っている人もいます。
いやいや、それは先人から学んでいないから、何だと思う。
先人が80年かけて学んだことを、40代の人が学べば、今後は、その段階から歳を重ねることができるはず。
つまり、先人の本をたくさん読むことは、大切なんですよね。
きちんと心を磨き、学んできた人の本を読むことで、“その段階”にまで自分もいく方法を知ることができたら、自分はさらに先に行けるんです。
例えば、河合隼雄さんは、懐の深さを感じる良書をたくさん書かれているし、斎藤一人さんのように、幸せの思想を書かれた本も色々ありますし、小林正観さんの本は、楽な気持ちで生きられる秘訣がたくさん書かれています。
中村天風さんの本なんて、一生かかっても悟りきれないくらいのことが書かれています。
女性だと、作家ではないけど、小泉今日子さんは、すごく“大人の思想”を持ったことを書かれているし、樹木希林さんの俯瞰した者の味方も勉強になります。
そういった人たちの本を読み、思想を取り入れることで、“飛び級”ができるんですよ。
自分だけの経験と自らの力だけで、その答えを出すのは時間がかかってしまいますしね。
せっかく飛び級できる教材があるのに、使わないのは、もったいないと思いませんか?
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それで言うと、今の私のコラムなんかは、20代くらいの若い女性にも読んでほしいと思っています。
そうしたら、もし私が学んでいたら経験しなかった残念なことは、経験しなくても、“飛び級”できます。
私が“過去の自分”に教えてあげたかったことを書いていることもありますし!
もちろん私自身も、今後も先人たちの本をいろいろ読んで、どんどん“飛び級”していきたいと思っています。
一緒に、じゃんじゃん“飛び級”していきませんか?
byコラムニスト・ひかり