■占いが当たらなくなる理由
「昔は当たっていた占い師さんが、当たらなくなる」なんてこと、よく聞くものです。
私も何人か、視えなくなってしまった霊能者の方を知っています。
では、なぜ視えなくなってしまうのでしょうか。
今月発売された並木良和さんの新刊『「最高!」を生きる考え方』(きずな出版刊)には、こういったことが書かれていました。
P105
<見える力は、もちろんその人が持っている力でもありますが、じつは、ガイドたちとの共同作業によるものなんです。
ガイドたちが介在しなければ、こうした能力は発動しない。>
P106
<たとえば、自分の生き方が堕落していったときには、ガイドも交代します。
見えたり、感じたりする自分の力を過信して、尊大になったりすれば、高次の存在は、速やかに、その人から離れていくことになるのです。
その力は、この世界をより高いレベルに引き上げるために使うもの。
それを有効に使えない人と判断されれば、高次の存在は、すぐに次の人を探します。>
ガイドは肉体を持っていないので、「自分たちが成し遂げたいことと同じ方向に向かっている人間」と関わろうとするところがあるのでしょう。
違う見方で言えば、「類は友を呼ぶ」というように、人間の波動が変われば、縁のできるガイドも変わってくる、ということでもあるのかも。
視えるから偉いわけではなく、「それによるお役目がある」ってことなんですよね。
それでいうと、私自身も、この世界の波動を上げていくために、文章を書いているところがあります。
(正直言うと、それを目的としない文章には意味をあまり感じていません)
おそらく、それを果たそうという気持ちがあるから、これまで書く仕事で食べていけているのかもしれません。
占い師、コラムニストに限らず、誰もにみな「能力」があります。
その能力を、この世界のレベルを上げていくために使うのかどうかで、自分と縁ができるガイドは変わってくるでしょう。
この世界のレベルを上げるために、自分の能力を生かしたいものですね。
byコラムニスト・ひかり