■波動が常識に!?
最近、「量子力学」という言葉をよく目にします。
スピリチュアル好きな人にとっては、「波動」はすでに常識的なものですが、そうでない人は、「そんな“見えないもの”があるわけないでしょ?」と思いがちです。
先日、『時間と空間を操る「量子力学的」習慣術』(著:村松大輔/サンマーク出版刊)という本を拝読しました。
著者は、東大の工学部を卒業された方で、スピリチュアル本とも一線を画しながら、「量子力学を生かすことで、幸せになれる方法」が分かりやすく説明されています。
ここでは、とても簡単に説明するので、興味のある方は読んでみるといいと思います!
量子力学とは、「目に見えない小さな世界を解明するための学問」なのだそうです。
また、量子の世界では、たとえ見えなくても、「空間全てにあらゆるものが有る」と考えるのだそうです。
私たちの体を含め、すべての物体は、「小さな粒(=素粒子)」からできているそうです。
(※書籍P18から拝借)
古典物理学は
・「物質」→モノ
という認識だったものが、
量子力学になると、さらに小さな素粒子を扱い、
・「粒子と波動性」→モノ&エネルギー
という認識に変わるんです。
素粒子は、17種あり、原子の中にあるのは、「クォーク」「電子」「フォトン」の3種で、「クォーク=物質の素」「電子=電気の素」「フォトン=光の素」なのだそうです。
この本では特に「フォトン=光の素」に重点を置いて書かれていました。
ドイツの理論生物物理学者のフリッツ=アルバート・ホップ博士によると、「意識=光」なのだそうです。
(※つまり、意識=光=フォトン)
そして、フォトンは、粒であり、波でもあり、振動数(周波数)があるんです。
自分の意識によって、フォトンに変化が起こり、物質や事象に影響を与えるそうです。
例えば、喧嘩が多い家庭は、観葉植物が枯れやすい、とか。
(先ほど伝えたように、空間全てにあらゆるものが「有る」から、影響があるんです)
だから、スピリチュアル的なことで言えば、「思いは実現する」といったことが言われるんでしょう。
そして、フォトンの波動数(周波数)が高くなるほど、エネルギーが高くなり、幸せな現象になりやすいのですが、
そのときに必要なのが、「集中力」「ポジティブな思考」などだそうです。
さらに、愛や感謝という思いが周波数が高いようです。
集中して物事を行うと、時間が早く進んだように感じるものですが、
色々な物を認識した量を時間としてカウントする「意識時間」と時計が示す「地球時間」が違うからだそうです。
(※つまり、短時間にたくさんのことを認識すると、時間が早く感じる)
◇
さらに、空間の振動数(周波数)を上げると、自分の周波数も上がるそうです。
(スピリチュアル的にいえば、「波動のいいものに囲まれると、運が上がりやすい」というのも、これなんでしょうね)
この本では、「波動のいい音楽を流す」「植物を置く」「祈る(ことで、ゼロポイントフィールド(※1)につながりやすくする)」「感謝の念を持つ」ことが紹介されていました。
(※ゼロポイントフィールド=エネルギーと情報が詰まった場所。
個人的には、ハイヤーセルフとか、その先にある“大いなる源”のことだと解釈しています)
私たちは目に見えないものの影響を受けて生きている。
それは、量子力学がもっと一般的に知れ渡ったら、より多くの人が「波動(周波数)」を認識するのが当たり前になるかもしれません。
そうしたら、クヨクヨしたり、人の悪口を言ったりしていられなくなるから!
(波動を落とし、運を落とすだけですしね)
早く、波動が「スピリチュアル」ではなく、「科学」として認識され、より全体の波動を上げられる世界になるといいなぁと思うものです。
(それに伴い、メドベッドなどが出てきてくれたら・・・)
科学的に波動(周波数)について学びたいときは、この本を参考にしてみるといいかもしれませんよ。
byコラムニスト・ひかり