■年を重ねることで魅力が増す人も!
歳を重ね、若い頃とはまた違う新たな魅力が出てくる女性もいるものですよね。
先日、女優の安田成美さんのエッセイ本『愛だナ!』(主婦の友社刊)を読みました。
私は昔から、安田さんの雰囲気がすごく好きなんですよね。
もし、「誰かの顔に自由になれる」のであれば、私は彼女の顔になりたいくらい!(笑)
このエッセイでは、彼女の日常が色々と書かれているのですが、意外にもスピリチュアルな人なのだということを知りました。
瞑想をするのが日課だったり、ホ・オポノポノの本を読んでいたり、子供のころは妖精を見ていたり、大人になった今は天使がいることを信じていて、助けてもらっていると感じていたり。
またパワーストーンや天然アロマの香りのパワーを上手に使ったりしているんです。
もともと演劇とかは、神にささげるものであるように、女優さんは、前世は巫女系の人も多いようなので、そのつながりがあるのかもしれません。
この本を読んで思ったのが、「彼女自身は、日ごろから自然と波動を上げる言動をしているから、ずっと魅力的なんだろうな」ってこと。
この本には「波動」なんて言葉か出てきませんが、笑うことを大切にしていたり、自分の好きなものを楽しみながら、自分の機嫌をよくしてたりする、“彼女の素敵な在り方”を感じるんです。
それは、彼女の旦那さん(木梨憲武さん)の影響もあるかもしれませんね。憲さんも、「いつもご機嫌な方」というイメージがありますしね(笑)。
でも、それも「類は友を呼ぶ」だからこそ、2人は結び付いたのかもしれないですしね。
この本によると、彼女自身、3人の子供を育て、ちょっと大変なことも色々とあったようですが、それも含め、彼女の人となりの魅力と深みになっているような気がします。
彼女は子供たちに「とにかく好きなことを見つけるんだよ」と言っているそうです。
好きなものがあると、幸せでいられるから、と。
好きなものを見つけるって、本当に大事! 人生をかけて、絶対にやるべきことといっても過言ではないくらい。
「自分が好きなこと」に、自分がこの世界に生まれてきたヒントもあるはずだから。
この本では、パッチワークやアクセサリー、ハンモック、暖炉など、彼女の好きなものが色々と紹介されています。
好きなものがたくさんある人ほど、幸せに生きられるところもあるのかもしれませんね。
好きなものを見つけ、それに触れ、ご機嫌でいることって、大切!
楽しいことに目を向け、波動をあげていきましょっ!
そんなことを感じさせる一冊でした。
Byコラムニスト・ひかり