■幸せを受け取れている?
ふと思うんです。
幸せになれないのではなく、幸せを受け取れない人が多いのでは?
愛されないのではなく、愛を受け取れない人が多いのでは?
と。
例えば、「幸せすぎて、怖い」と言う人がいる。
そういう人はすでに、幸せを受け取るのに怖がっている。
だからこそ、心のどこかで受け取れないでいるのでは?と。
「自分なんて愛されるはずがない」という人がいる。
でも、そう言っている時点で、愛されることを怖がっている。
だから、目の前にある幸せや愛を上手に受け取れないのでは?
と。
◇
自分が幸せになることはすごく重要なこと。
自分が幸せになることで初めて、人に幸せを分け与えることができるようになるから。
だから、周りの人を幸せにするためにも、まずは自分が幸せになることを自分にきちんと許可しないといけない。
あなたは、幸せになってもいいんです!
ただ、幸せになるためにも、本当の幸せを理解していた方がいい。
愛されるためにも、本当の愛を理解していた方がいい。
・本当の幸せとは?
例えばお金持ちになりたい!という人がいる。
でも、お金持ちになっても、そのお金を眺めているだけでは、幸せになんてなれない。
そのお金を使うことで、ようやく幸せを感じることができる。
(=自分一人で貯めていくのではなく、使っていく)
さらに、そのお金で美味しいものを食べたり、素敵な家に住んだり、綺麗な服を買ったとしても、自分一人でなる幸せには限度がある。
つまり、自分一人で幸せになることを十分やり尽した後、それ以上に感じる幸せというのは、結局、「人を喜ばせること」なんですよね。
・本当の愛とは?
素敵な人から性欲的に求められたところで、それだけでは満足いかないはず。
ちゃんと相手の心が自分に向いてないと、人は幸せにはなれない。
さらに、人はただ愛されたところで幸せにはなれない。
自分が愛することでようやく胸がときめき、幸せ感を得る。
結局、愛の喜びって、「愛すること」なんですよね。
◇
まずは、自分が幸せになることを許可し、愛を受け止められる人にきちんとなる。
その上で、人を幸せにし、人を愛せる人になる。
そうなったとき、本当にその人は幸せになれるのだと、つくづく思うのです。
そのためにも、愛されること、幸せになる喜びをきちんと受け止められる自分になりましょうね。
怖がっている場合じゃないですよ!
byコラムニスト・ひかり