■ペットの死と生まれ変わり
並木良和さんの新刊「最高の死に方をするための最高の生き方」を拝読しました。
最高の死に方をするための最高の生き方
Amazon(アマゾン)
1,350円
今日は「ペットの死と生まれ変わり」について触れられていたところを紹介します。
死後の話は、人によって言うこと、解釈が違ってくるし、何が正しいのかは判断できないので、
あくまでも「並木さんの解釈」ということで、読んでくださいね。
<動物たちの霊界と僕たち人間の霊界は違うので、どんなに可愛がっていて長年一緒に暮らしたペットでも、向こうの世界でも一緒に暮らすわけではありません。それは人間同士でも同じこと。(中略)ただし、一時的に会うことはできます。というのは、お互いにどこの次元に存在していても、どの次元の存在とも一時的に合流することのできる特別な次元というものがあるのです>P69
一緒に住むことはできなくても、あの世で会うことはできそうですね!
私は亡くなってからも、前に飼っていたウサギにも、今飼っているインコにも会いたいなぁ。
<生まれ変わるときには、人間は人間に、動物は動物に生まれ変わります。人間の世界と動物の世界が交わることはないので、人間が次の生では動物になってみたり、動物が人間になってみたりすることはありません>P73
よく霊能者の人に「あなたの前世はカエルだった」とか「あなたは来世、ハエになる」と言われた、なんて話を聞きますが、そんなことはないんでしょうね(苦笑)。
ただ、魂が一時的に動物に憑依することはあるような気がしています。
それで動物の姿で愛する人に会いに行ったり、とか。
<ただ、動物は、犬は犬、猫は猫の世界があるわけではなく、動物たちのための霊界という形で一つになっているので、犬だった魂が次の生では猫になってみたり、馬が犬になってみたり、猫がライオンになってみたりということはあり得ます>P73<動物のほうがサイクルが早いので、その子の生まれ変わりに出会うことも。>P154<前の子の生まれ変わりでなくても、その子が引き合わせることもあります。>P155
これは話半分で聞いていただきたいのですが、
個人的には、今飼っているインコは、前に飼っていたうさぎの生まれ変わりだと思っているところがあるんです。
性格や癖がそっくりで!(笑)。
自分の波動によって、似たような性格の動物に出会うこともあるようですが、
初めてペットショップで出合ったときの、うちのインコの激しい「俺を飼え!飼え!」アピールとか、
飼い始めて二日目で私の肩に止まるほどなついたことを考えると、
「前からのつながり」があっても、おかしくないなぁ、と。
そうだったら、うれしいし、そうでなくても、今のインコは可愛いので、それならそれでよし、という感じですが(笑)。
ペットの最後に安楽死を選ぶ飼い主さんがいらっしゃいますが、こういうことが書かれていました。
<動物たちは僕たち人間とは違って、この世界に対する執着はありません。
だから、飼い主が苦渋の選択の上に安楽死という最期を選んだのだとして、「どうしてそんなことをしたんだ」と、恨みつらみのようなものを抱くことは、ほぼありません>P136
これは、「最期に苦しませ続けるのであれば、安楽死をさせよう」と、苦渋の決断をした飼い主さんはもちろんのこと、
事故によって、誤ってペットが亡くなってしまって、悔やんでいる人にとっても、大切な話かもしれません。
昨日のブログの話で言えば、
どんな形であれ、亡くなるのは「寿命」というのは、人間に限らず、動物もそうなのかもしれません。
だから、悔やんだり、後悔したりし続けないで、その子が天国で幸せに暮らしていることを願いたいものです。
◇
ある程度の年齢になると、親兄弟、パートナーとの死別を経験するものですが、年齢を関係なく、子供でも経験することが意外とあるのは、「ペットとの死別」ですよね。
個人的には、「愛するペットが生まれ変わって、また会いに来てくれる」というのは、かなり夢のある素敵なことだなぁと思うものでした。
byコラムニスト・ひかり