■元カレを恨んでいる!?
私のところには色々な恋愛お悩み相談が届くのですが、中には、「元カレがこんなにひどい人だった」と切々と書き綴られているものなどもあります。
ひどい人だったから、恨んでもいい?
いやいや、相手がどうだったか、なんてどうでもよくて、一番大事なのは、「自分はどういう人になりたいか?」なんですよね。
相手うんぬんではなく、自己基準で物事を考えることが大切。
恨み続けるような不幸な女性になりたいの?
相手はひどい人だったのかもしれません。
でも、相手のせいにばかりしていたら、先に進めない。
そもそも、そんな相手を恋人にしたのは、誰?
世の中、色々な人がいます。
残念な人ももちろんいます。
でも、相手のせいにばかりしていたら、そういった残念な人に会う度に、同じことを繰り返してしまう。
だから、自分が変わらないと!
そこで何を学び、今後、何を気を付けようと思えるか、が重要なんです。
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「相手が悪いから、自分は恨んでも仕方ない」
「周りの人だって、自己愛の延長のような恋愛をしているのだから、私も本当の愛なんて学ぶ必要ない」
いやいや、もっと自己基準でいないと!
それって、昔、ビートたけしさんが皮肉っておっしゃっていた、「赤信号、みんなで渡れば、怖くない」と同じじゃない?
みんなが成長しないから、自分も成長しなくていい。
相手が残念な人だから、自分も残念な復讐をしてもいい。
それ、本当?
そもそも、その残念な人と同じ土俵に立っているから、そんな風に相手を恨んでしまうわけで、自分が成長し、変わることができたときには、そんな人を相手にすること自体、バカバカしくなるはず。
自己基準ではないからこそ、同じ土俵にい続けてしまうし、そこから抜け出せないんですしね。
もっと自己基準で生きたいものですね。
そのときに、見えることは、必ずあるはずだから!
byコラムニスト・ひかり