■苦しいと、抜け出すしかなくなるから!
人が変わるために必要なものは、、極限なまでの「苦しみ」であることも少なからずあります。
もちろん、元々自分が変化(成長)していくことが好きな人は、苦しい出来事なんてなくても、ストイックに自分を磨いていくもの。
でも、基本、人は自分が変わることを避けたがる。
なぜなら、自分が成長するためには、時には苦しみも伴うことがあるから。
例えば、依存体質の人が、精神的な自立できるようになるためには、心がヒリヒリすることもある。
人のせいにばかりしている人が、自分が今の現状を作っているのだと理解したときには、自分を攻撃したくもなるでしょう。
だから、自分が変わることに対して、億劫に思っている人もいる。
恋愛で言えば、精神的な自立なんてしないで、依存していた方が楽だし、自己愛を持っていても、なんとかなっていたら、そのまま「ただ、愛される自分でいたい」と思うもの。
だからこそ、変化するときに必要なのは、「成長するときの苦しみ」以上の「苦しい状況」だったりする。
依存していたら、大好きな彼にフラれてしまった、とか。
仕事の失敗を人のせいにばかりしていたら、リストラされてしまった、とか。
そんなピンチがないと、人は、「あれ、ヤバい!自分が変わらないと!」とは、なかなか思えない人が多いんですよね・・・。
だから、今、苦しい状況にいる人は、変わるための原動力になるための必要な「苦しみ」だと思って、「成長する苦しみ」の方を選択するしかありません。
「辛い、苦しい、だから、変われません!」と言っていたところで、現状はなにも変わりません!
頑固なまま変わらないでいたら、さらに自分が変わらないといけないような苦しい状況になってしまうから。
結局は、
・現状の苦しみ
・自分が変わることの苦しみ
どっちを選ぶ?ってことなんですよね。
どっちの方が長い目で見て必要な「苦しみ」なのか、よく考えた方がいいでしょう。
自分が成長するときには、苦しみが伴います。心がヒリヒリ痛むこともあります。
でも、それを乗り越えたときには、苦しい状況は、変化し始めるはず。
だから、状況が苦しい時は、頑なに変わらないことを拒否していないで、変わっちゃいましょうね!
byコラムニスト・ひかり