■正しさを押し付けていない?
人に苦言を呈しなければいけない時って、相手に対して“愛情”がないと、伝わらないものなんですよね。
そこに、“腹いせ”や“嫉妬心”があればあるほど、相手の心に響かない、というか。
でも、意外と嫉妬心から相手を責めている人って多いんですよね…。
それは言っている本人も気づいてないことも。
正直言うと、自分が幸せな人って、他人にわざわざ「正しさ」を押し付けません。
相手が本当に悩んでいて、話を聞ける状態であれば、苦言を言うことはあるけど、そうでなければ、相手は自分で分別がつく大人なんだし、「相手は相手の選択をしているんだ」、と思って、相手が結果的に良い方向に進むことを信じて、見守ることができますしね。
ただ、苦言は言わないけど、良い方向に進めるように“軽いヒント”は伝えつつ、ですが。
逆を言ってしまえば、人に相談するときは、「幸せな人」に相談した方がいい!
その人が不幸せだと、相手が幸せになることを好ましく思わなかったり、嫉妬したりしてしまいますしね。
相談相手はよく選んだ方がいいですよ!
でも、つくづく思うんです。
「正しさ」を押し付ける人も、押し付けられる人も関わり合うことで、自分の角をぶつけ合って、円になれるように、磨き合っているのだと。
「正しさ」を押し付ける人も、自分では円のつもりでいても、まだまだ六角形くらいかもしれません。
「どんぐりの背比べ」なことも、多々あるのかも!?
角のない、丸い人により近づきたいものですね。
byコラムニスト・ひかり