■甘えてほしい男性は、依存体質
時々、「女性には甘えてほしい」と言っている男性を見かけます。
そういう人は、一見、頼りがいがありそうに見えるものですが、実は逆であることも・・・。
そもそも、甘えてほしいといっても、「自分ができる範囲のことを甘えてほしい」というのが本音です。
更に言えば、「相手に必要とされたい」という依存心が隠れているので、“自立できていない男性”が多いんですよね。
相手に必要とされることで自分の存在価値を見い出したいタイプなので、相手を必要とする依存体質の女性と似たもの同士というか。
つまり、「共依存関係」を作りやすいので要注意です。
そもそも本当に頼りがいある人が「人に甘えてほしい」と言うかというと、微妙なんですよね。
頼りがいある人は、わざわざそんなことを言わなくても、相手が甘えてくるものだからです。
つまり、普段、女性から「この人に甘えたら、共倒れしそうだわ・・・」と思うような頼りがいのない男性ほど、「甘えてくれる女性が好き」と言うことが多いんですよね(苦笑)。
むしろ頼りがいのある男性は、依存体質の女性に対して、「一人で立てるようになれ!」と言うものですしね。それは愛情があるからでもありますし。
つまり、単に相手に必要とされることで、自分の存在価値を実感するために、また自分も甘えやすくなるために「甘えてくれる女性がいい」「頼ってくれる女性がいい」と言っている男性は、注意したほうがいいかも。
そういう人ほど、女性が甘えたり、頼ったりしないほうがいい相手だから!
もちろん「甘えてくる女性は苦手」という人も問題ですよ?
甘えてきても、邪険に扱う人とか。それは、単に包容力がないだけだから。
だから、“わざわざ「甘えてくる女性が好き」と言っている人”が、要注意なわけで。
男性の多くは、本当に好きな女性に甘えられたら、うれしいものです。でも、それをわざわざ言いません。
言わなくても、自分と付き合う相手は誰でも甘えてくるものだと思っているから。
それくらい普段から、男気を見せているから。
だから、何度も言うように、わざわざ「甘えてくれる女性がいい」という人ほど、女性が甘えられなかったり、甘えない方がよかったりする相手であることを理解しておいた方がいいかも。
くれぐれも、「頼りがいのある人なのかも・・・」なんて勘違いしない方がいいかも。
byコラムニスト・ひかり