歳を重ねれば重ねるほど、周りに既婚者も増え、素敵な人がいてもパートナーがいるからなかなか両想いになりにくいものです。
ただ、そんな環境だけでなく、自分自身も大人になることで、だんだん恋愛ににくくなる要素を持つようになるので、より相思相愛になりにくくなったりするものです。
やはりある程度の年齢になっても恋愛をしていなかったり、結婚をしていない人の中には、「“恋愛体質”ではないから1人でいる」という人もいるものです。
そういう人は、1人の時間が重要だったり、人に合わせるのが苦手だったり。
ただ、そういう似た者同士だからこそ、うまくいくこともあるのでは?とも思うんですよね。 お互いに「1人の時間が必要」なタイプだったら、週1ペースで会わなくても、文句も言わないでしょうし、結婚しても、お互いに相手に1人の時間を与えられるでしょうし。(ま、それは、自分も一人の時間が欲しいからではありますが・笑)
逆を言えば、極端に「恋愛体質な人」と「恋愛体質ではない人」は、相性はよくないでしょうしね。
頻繁に連絡を取ったり、会いたがったりする人にとっては、1人の時間を必要とする恋人はちょっと物足りなかったり、逆に恋愛体質ではない人は恋愛体質の人の要望がちょっとうざくなってしまったり・・・。
そういう意味では、大人になったからこそ、そういう似た者同士でくっつくのもいいかもしれませんね。(ま、場合によっては、平行線で終わってしまうこともありますが・笑)
当たり前ですが、高望みをしすぎる人は、両想いにはなりにくいもの。
でも、ある程度の年齢でも独身でいる人って、心ではなく頭で恋をしている人も多いから、“自分にとってメリットがある相手”ばかりを探す傾向があって、高嶺の花ばかり、好きになってしまうことも多いんですよね。
でも、相手に好かれるためには、まずは、相手にとって自分は”付き合うメリットがある人間”なのか?を考えられるようになることが大事で、それがクリアした方が、両想いになりやすかったりします。
そもそも、人を本当に好きになるってそういうことだから! 自分のメリットだけを追い求めている人が抱いているのは自己愛ですしね。
世の中の世知辛い現実を知れば知るほど、より生きやすくなるために条件のいい相手を選びたくなる気持ちは分からなくはないですが、大人だからこそ、1人でも立てるくらいに自立をして、相手を幸せにできるくらい、余裕があることが大切なのかもなぁ、なんて思うものです。
「幸せにしてもらいたい」ではなく、幸せにできる人になりましょっ!それがまずは、いい恋愛をするための第一歩かも!
byコラムニスト・ひかり