■恋愛候補の相手がつまらなかったら…
恋人候補の彼との会話がつまらなくて、イライラしてしまう女性って、意外と多いんですよね。
基本は、「付き合える可能性がある相手のことを好きになれない」というパターンにつながるものなんですよね。楽しかったら、好感も抱きやすいものですしね。
基本、人は、「ワクワクしないこと」には気が向きにくいから、つまらないと思っている時点で、その後、付き合うことは難しいかもしれません。
話を聞くのが苦痛に感じている相手と毎日同じ屋根の下で一緒に暮らすことができるのか?って話ですよね…。
その相手は、自分の話ばかりをするからこそ、よりつまらなさを感じることが多いもの。
自分の話ばかりする人は、
・僕のことを知ってほしい
・僕のことを理解してほしい
・僕のことを受け止めてほしい
という自己承認欲求を相手に求めてしまっている状態です。
子供がお母さんに「僕ね、僕ね」と話すのであれば分かるのですが、ある程度の年齢になってもその段階であるのは、ちょっと問題があるんですよね。
なぜなら、自分で自分をきちんと受け止められていないから!
自分で自分をきちんと承認できていないから、人から承認されることを求めてしまうんです。
基本、自分のことを受け止められている人であれば、相手が望まないような自分の情報までいちいち提供しません。
これを話したら、相手が喜ぶだろうな?というのを想定して、話すようになるからです。
それができていない時点で、一方通行な人、独りよがりな人になってしまいがちなんですよね。
更に言えば、人は、「自分が自分にできること」しか人にもできません。
つまり、自分を愛せない人は人のことも愛せないし、自分のことを受け止めていない人は人のことも受け止められないし、自分の心の声を聞けない人は、人の心の声も聞けません。
だから、自分を受け止めていない、自分と深く対話で来ていないような人だと、、おそらく相手のことを受け止めることはできないし、深い対話もできないでしょうね。
それではいい関係は築けないでしょうね。
■それ以外の問題も…
ただ、相手の話がつまらない理由は単なる話の内容だけではなく、そもそも自分が相手に対して、何か尊敬をしていたり、好きという感情があったら、相手のどんな話も楽しく聞けるものなんですよね。
それがないから、よりつまらないわけで。
それは、心の在りようが言葉になったり、態度に出て来たりするので、「彼(彼女)そのものが好みではない」とも言えるんですよね。
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婚活女性の中には、別につまらない相手とでも「きちんと生活費を入れてくれて、家族を大切にしてくれれば問題ない」と思う人もいます。
逆に、人生において会話を楽しく事を重要としている人にとっては、結婚したら、一番身近にいる相手が会話を楽しめない相手というのは、やはり苦痛でしょうね。
だから、今回のような人が恋愛、結婚できない、というわけでもないと思いますが、合わない人はいるでしょうし、合わないと思ったら、難しいでしょうね。
合わない人と付き合っても仕方ないので、次に行った方がいいでしょうね。
byコラムニスト・ひかり