■来年には繰り越さないで、手放そう!
未練を持ってしまう恋愛はあるもの。
長い間片思いをしていた相手だったり、一緒にいるときに幸せをくれる相手だったり、自分をより素敵に変えてくれるような恋愛をした相手だったりすると、そう簡単には諦めきれないこともある。
でも、そんな諦められない恋を、この時期だからこそ、来年には繰り越さないで、手放したいものですよね。
そんなときは、「もう無理なんだ」ってきちんと理解することが大切。
恋愛は1人だけの気持ちではできないのだから。
もしかしたら相手は今、他に心を奪われている人がいるのかもしれない。
そんなときに、何をしても効果はない。
本当にあなたをまだ気になっていたら、いつか必ず連絡がくるから。
結局、連絡がこないというのが、「相手の答え」であるってことなんですよね。
サイレントの答えって強い意思がないと事実を受け止めきれないものだし、ハッキリ、面と向かって、きちんと言われたいという気持ちはあるものだけど、「そういう答えの出し方しかできない相手なのだ」と思うしかないことも。
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相手から連絡がとれなくなったりすると、家まで行きたくなる人もいるもの。
その気持ちはわからなくはないけど、それをすることで、本当に終わってしまうこともある。
結局、「関係を壊すやり方」と「壊さないやり方」があるんですよね。
いつかまた会えるくらいの(あわよくば、やり直せるくらいの)関係になりたければ、手段を選んだ方がいいんですよね。
自分の気持ちだけで動くと相手が嫌気をさして、二度と関係が修復できなくなることも。
心の底では「やり直したい」と思うから、そこまで執着をしているもの。
だとしたら、相手の状況をよく考えて動くことが大事。
無理やり会おうとして、家や職場に待ち伏せをして、こっちの要望を相手に押さえつけてしまっては、相手はどんどんあなたのことを苦手になっていく。
相手が会いたくない時に会っても意味がない。
相手が話したくない時に言葉を語りかけても相手の心には響かない。
相手が会いたくなった時、また話したくなった時まで待つしかないんですよね。
もしかしたら、それが一生来ないのかもしれなくても、「無理やり会って、思いをぶつけて、嫌われて終わらせたいのか?」ということは、自分にちゃんと聞いた方がいい。
嫌われたいわけがない。だから、期待をしてしまっているのだし。
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今、幸せでないから、相手に執着をしてしまう、とも言える。
だったら、せめて相手と無理やり会う前に、幸せになった方がいい。
そうなったときには、もしかしたら、「もう、どうでもいいや」と思っているかもしれないから。
嫌われるくらいであれば、いつか街でバッタリ再会するなんてことがあったときに笑い合って話せるくらいの関係でいた方がいい。
自分はスッキリしたいからって、相手に嫌な気分を味わせて、嫌われてもいいか、というとそんなことはないはず。
「手放すこと」が、最後に出来る唯一の愛情なら、その愛情を出せる人でいましょうね。
今年中、手放しちゃいましょう!
byコラムニスト・ひかり