■自分の悪との戦い方
ほとんどの人が心の中に善と悪を持っている。
「善だけの人」も「悪だけの人」もいなくて、その度合いの話。
悪とは、劣等感や自己嫌悪によって、自分を傷つける気持ち。そして、嫉妬や自己愛で、人を傷つける気持ち、など。
人はその悪をただただ排除しようとしがちだけど、それだと悪は根本的にはなくならない。
心の隅に置かれて、ないものとされるだけ。
でもなくなったわけではないから、ひょんなきっかけでまた顔を出す。
悪のなくし方は、「悪の闇を、善の光で照らす」こと。
現実的な方法としては、自分の悪を認識し、受け止め、それがあると幸せになれないことをきちんと理解し、心に愛を増やしていくこと。(色々なものを愛していくこと)
愛こそ最強のパワーであり、光だから。
私たちは、本来は愛の存在だからそのパワーは持っているはずなんですよ。
まずは自分をしっかり愛する。
どんな自分も受け止める。ズルいところも含めて、受け止める。
そして、自己の成長を願う。
この、自己の成長を願うのは、ポイント。成長しなければ、自己嫌悪が自分を攻撃する。
心に善がある分、罪悪感、自己嫌悪を抱くものだから、それが自分の成長を促すんです。
自分を愛する気持ちが、自分の中にある悪をなくしていく。
それが一番の解決方法なんですよね。
byコラムニスト・ひかり