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“高嶺の花”と結婚した人の末路とは?

婚活をしている人の中には、自分のメリットがあるような“高嶺の花”との結婚を望む人もいますが、本当にそんな人と結婚できたら、幸せになれるのでしょうか?

例えば、自分は庶民派なのに、エリート男性と結婚したら、生活習慣が合わないことも出てくるでしょう。

仕事ができる人ほどストイックな人も多いから、パートナーにも同じような努力を求める人だっているでしょうしね。

今や、女性でも、“10歳以上年下の男性”を結婚することにステータスを感じる人もいるようですが、個人的には「普通以上に努力し続けることが必要だから、大変だろうなぁ」とも思うものです。

だって、その年下の彼の愛情をずっと維持できるような自分でいなくてはいけないってことですしね。

私の知っている人でも、20歳以上年下の男性と結婚した女性がいますが、結局、夫が同世代の若い女性と浮気をして離婚しました。結婚まではいけても、そこから長ーい人生をずっと共に歩むことは、簡単ではないかもしれません。

それこそ、相手が浮気をしてもしょうがないと思うくらいの覚悟も持っていた方がいいかもしれません。

それだけ歳の差があったら、ただでさえ男性は、子供っぽいところがあるので、ある意味、“ママ”にならなきゃいけないことも色々と出てくると思うんですよね。それで自分も満足できるか、ですよね。

なによりも、結婚をしたら、法には守られるけど、だからって、相手の心までは縛れないもの。

人の心は、力づくや法の力だけでは、どうこうできないからこそ、身の丈に合わない幸せを手に入れてしまったら、「その幸せがいつか失ってしまうかもしれない」という恐怖感とも闘わなくてはいけないでしょうしね。(それで自爆する人も少なくないですしね)

それで言えば、モテる人と結婚する場合も同じ。

結婚したって、言い寄ってくる女性は出てくるかもしれない。その女性たちよりも妻である自分が、彼にとって一番魅力的でなくてはいけないところはあるでしょうね。

そうでなければ、「やっぱり君と離婚して、こっちと結婚したい」なんて言われてしまうことだってなきにしもあらず、なわけで。

もちろん片方が拒否したら簡単には離婚なんてできないですよ?

でも、相手だって囚われの身でないので、なんだかんだ言って、“離婚できる自由”って、あると思うんですよね。

別居期間が長くて、結婚生活が破たんしていると認められたら、離婚することになるでしょうし。

慰謝料をもらえば、スッキリするのかというとそんな単純な話ではないでしょうし。

維持するのが難しい幸せを手に入れるのって、思いの外、怖いものです。

何かしら“つり合いがとれないかったら”自分にはそれ以上の努力が必要となりますしね。

それこそ、相手が“高嶺の花”のままの状態ではいさせてもらえない、というか自分も「そこまで高嶺に行かないといけない」というか。

どんなことでも、100%良いことばかりではなく、それに伴う大変なことも必ずあるもの。

“高嶺の花の相手”ばかり望むのではなく、自分が一緒にいて“しっくりいく相手”を選ぶ方がいいこともあるでしょうね。

byコラムニスト・ひかり

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