■縁が切れるときに、起こっていること
人生には色々な別れがありますが、自分から別れる気はなくても、恋人や友人の裏切りによる別れとか、会社の経営不振によるリストラなど、理不尽な理由で、別れが訪れることもあります。
そんなときに相手だったり、会社だったりを恨んだりしているのは、もったいないことなんですよね。
なぜなら、自分の波動が上がったから、縁が切れたかもしれないから!
むしろ、喜ばしいことなんですよ。
例えば、恋人が浮気をしていて別れを切り出された、なんて場合は特にそうで、気が付かないで、そんな浮気者の恋人と付き合い続けている方が、むしろ問題なわけなんですよね。
「その残念な恋人と波動が同じ」ってことだから。
自分の波動が上がる時こそ、人の縁や環境に変化が出てくるもの。
だから、“合わなくなったもの”にクヨクヨするなんて、意味ないんですよね。
だって、あなたにはもう、それは「合わないもの=いらないもの」なのだから!
もちろん縁が切れても、しばらくしたら、関係が復活することもあるかもしれない。
でも、それは相手やその環境の波動がまた自分と同じくらいに上がった時であった方がいい。
逆に、自分の波動を下げてまた合うようになっちゃった!なんて、実はとても残念なことだから。
例えば、浮気をした恋人が、自分はいかに愚かなことをしたんだと心から反省して、生まれ変わったつもりで“恋人を大切にできる人間”に変わった時であれば(=波動が上がった時は)やり直すのはいいことだけど、その彼(彼女)がその浮気相手とうまくいかないから戻ってきたレベルだったら、波動が上がっているわけではないですしね。
そんなときは、自分の方も「寂しいから」という理由でやり直すだけだから、自分の波動を下げていることも。
(だから、また波動が合って、やり直せることも)
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世の中には、人の波動を上げる人もいれば、下げる人もいます。
例えば、相手の欲望を刺激して、悪い方向に誘惑する人なんて波動を下げる人の典型なのですが、一般的に闇とか悪だと言われているものって、“甘美な魅力”があるんですよ。
だから、気を付けなくてはいけない。
学生の時も、ちょっと不良な人に憧れたりしませんでした?
それと同じです。
光の魅力を分かり切っていない人にとっては、その“甘美な魅力”にひっかかってしまうんです。
例えば、つい悪口を面白いと思ってしまったり、欲望をそそるものに惹かれてしまったりなんてことは、少なくないと思うのですが、そういう“そそのかす相手”こそ、<人の波動を下げる人>だから、気を付けた方がいい。
■残念な人と縁が切れるのは、いいこと!
人や会社と縁が切れたときに、その出来事がいいことなのか、悪いことなのかのバロメーターは何か、と言えば、自分ではなく、<相手の理不尽な理由>で縁が切れたかどうか、ということ。
自分が理不尽なことをして、人に嫌われたり、解雇されたりするのは当たり前のこと。
でも、そうではなく、自分は誠意を持って対応していたのに(相手や会社に何も悪いことをしていないのに)、理不尽なことをされて、一方的に縁を切られた時こそ、自分の波動が上がった証拠なんですよね。
だから、恋愛でも理不尽な理由でフラれた側の人ほど、実は波動が上がった場合も少なくないもの。
(逆を言えば、「波動が高い」ってことは、心にそれだけ「愛」があるってことだから、相手を振りにくいことも。ありのままの相手を受け止めちゃうから)
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実は、波動が高い人の方が、波動が低い人に嫌われる理由ってあるんですよね。
人って、自分よりも波動が高い人が傍にいると、自分の光の足りなさに気付いてしまって、劣等感を感じるから、辛くなっちゃうんですよ。居心地が悪くなる、というか。
だから、相手の光を消そうとしてしまう。わざと相手を悲しませるようなことをしようとしたり。
そんなことをする時点で、その人自身は、闇にいるのだけど。
そもそも人に意地悪ができる人って、心に闇がある証拠ですからね。
心が光にいる人は、意地悪なんてしたくないし、たとえ自分とは関係なくても、誰かが誰かの意地悪をしている空間にいるだけで居心地が悪くなってしまうから。
(これも、その環境とは波動が合わないってことなんだけど)
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つまりは、理不尽なことをされて、縁が切れる出来事が起こったら、ラッキーだと思うべし!ってこと。
それ、自分の波動が上がった証拠だから!
そうしたら、今の自分の波動に合う、いい人、いい環境に向かえばいいだけのことだから。
「自分が変われば環境も変わるし、相手も変わる」というのは、私のコラムのテーマでもありますが、
結局のところは、
波動の観点でも同じことが言えるんですよね。
自分の波動が変われば、環境も変わるし、相手も変わる!
だから、別れを悔んでいないで、自分の波動をもっともっと上げましょうね!!
byコラムニスト・ひかり