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お坊さんが教える、とっておきの開運法

心が軽くなる言葉を聞くと、幸せな気持ちになるものですよね。

以前、「めざましテレビ」(フジテレビ)を観ていたら、京都・鈴虫寺の住職さんが、こんな話をされていました。 

■機が熟すまで「待つ」ことが大切

物事が前に進まない時は、その時がきていないもの。

でも、その時が来たら、すっと物事は動く。だから、その時まで「待てるかどうか」が大切。 

「待つ」というのは、すごく難しいこと。機が熟すタイミングは、機を熟した時にしか分からない。だから、しんどい。 

だからこそ、そのための「忍耐力」が大切なのだと。 

■思う前に行動する

嫌だなと思うときは、「思う前に体を動かす」ことも大切。 

体を動かさないでいると、「もっと休みたいのに・・・」とかサボるための理屈を考えてしまう。だからこそ、これが出てくる前に動くことが大切。 

■“ただいま”が大切

結果ばかり求めがちですが、今、与えられている仕事を丁寧にやっていけば、勝手に結果はついてくる。 

だから、結果(未来)ばかり思い悩むよりも“ただいま”(今)が大切。

■“バカ”になることも、大切

バカになるというのは、「よく見られたい」「人よりも抜きん出たい」という意識を捨てるということ。 

そうやって「理屈を超える」ことで、あるがまま、そのままが見えてくる。 

もう1つ、すごく興味深いことをおっしゃられているなぁと思ったのが、永島アナが「お金との付き合い方」について質問した時に、「この質問はお坊さんには聞くことではないかも。何もかも捨ててから入るのがお坊さんだから」ということをおっしゃったんです。 

そのとき思ったんです。あらゆるものを捨ててゼロになってお坊さんになるからこそ、あらゆるものに感謝できるようになるんだろうなぁと。

どんなことでも、初心に戻ると、今、自分が本当は恵まれていることにも気付くもの。 

例えば恋愛でも、「彼のこんなところが気に入らない!」なんて。どんどん不満を溜めていても、そもそも「そんな彼でも、恋人になってくれたとき、すごく嬉しかったじゃない?」とか。 

今はそれに加えてさらに自分の欲望が膨らみ、その欲望に振り回されているから、今ある幸せに気付かずに、不平不満を抱いて、イライラしていることも。 強欲な人は「もっと大きな幸せを!」なんて追い求めて、今ある幸せすら捨ててしまう。(=別れてしまう) その前に、一度、初心に戻る(ゼロだった時を思い出す)というのは、大切ですよね。

 そもそも人が苦しむのは、あらゆる欲に振り回されているから。 

お寺に来る人たちはあらゆる欲望を持ってそれを叶えたいと願っている。(そして、それが叶わなくて、欲望に振り回されて、苦しんでいる) 

欲望を抱くのは悪くないけど、「こうでなければ幸せになれない」と執着を持つと、どんどん自分を追いつめていってしまう。

お坊さんたちは、そういう欲望の多い人たちの話を親身になって聞けるようになるためには、自分の欲望はない状態じゃないと務まらないでしょうね。 大変なお仕事ですよね。

なにはともあれ、私たちは、「今ある幸せに感謝をし、今与えられている役割をしっかり果たしていき、機が熟するまで待ちましょう! 」

それが、幸せになるための開運法だから!

byコラムニスト・ひかり

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