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略奪愛を目指す人が気付いていないこと

■好きな男性を略奪したい?

私のところには不倫のお悩み相談がくることが多いのですが、大概、その多くの人たちは、奥さんから彼を「奪いたい」と思っています。

そもそも人って奪えるもの?

言い方を変えれば、本当にその人が素敵な人だったら、奪えるものではない、かも。

相手が自分の意思で、現在の家庭に終止符を打ち、新たな関係に向かうことはあっても、そんな浮気相手の意図で、奪われることはないはず。

もしそんな奪えるような相手だったら、また他の誰かに今度は自分が奪われる可能性は高い。

つまり、“その程度の人”なんですよね。

奪いたいと思う人は、「自分と相手の関係」しか見られていない。

でも、「彼と奥さんとの関係」だって、きちんと存在する。

つまり、視野が狭いから、簡単に「奪いたい」なんて発想になってしまうのかもしれません。

正直言うと、自分の存在が、相手の別れの原因になるなんて、私だったら、避ける。

なぜなら、「彼と相手との関係」の上できちんと終わらせなくてはいけないことだから。

第三者が入れるものではないし、入ってはいけないものだとも思います。

どんな関係であれ、自分がどんなに彼との関係が深くても、それぞれの関係に部外者(第三者)は入り込めないもの。

不倫に限らず、恋愛、親子、特定の友達関係に関しても。


不倫相手との関係だけが原因で、奥さんと別れてしまうくらいの男性だったら、やはり避けた方がいいですよ。

そのうち自分との関係にも“部外者”を入れてきますよ?

逆のパターンを言えば、私にパートナーがいるのに、その彼から私を奪おうなんてする男性がいたら、正直、面倒くさい。

たとえそのパートナーとの関係が終わりに近づいていたとしても。

そんな男性はずうずうしいと思うし、「自分のことしか考えてないんだなぁ、魅力ないなぁ」と思ってしまう。

「あら?私ってそんなに奪いたくなるほど魅力的なのね!」なんて思わない!(笑)。

彼と別れるときは、「自分と彼との関係の上で終止符を打つから、入ってくるな!」とも思うし、本当に自分を愛してくれているのであれば、奪うなんて方法はとらないはず。

本当に愛している人は、相手の意思を尊重し、そっと見守るんじゃないのかな。

もちろん、自分が一番相手を幸せにする準備はしつつね。

愛を知らない人は、愛を見抜けない。

「奪う、奪わないなんて、僕をもの扱いしないでほしい!」

そんな風に思う男性こそ、魅力的だと思うけどなぁ?

byコラムニスト・ひかり

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