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彼女の周りにトラブルばかり起こる理由

■本日、新刊「〝子供おばさん〟にならない、大人の人間関係」が発売!

本日、書籍「〝子供おばさん〟にならない、大人の人間関係」(2024年6月発売)が発売になりました!

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子供おばさんシリーズ第三弾です。

今回は、電子書籍(777円)とペーパーオンデマンド(1780円)の同時発売です。

そこで、いつものブログの番外編として、試し読みページを用意してみました。
(※本文をそのままコピペしています)

“子供おばさん”にならない、大人の人間関係 (子供おばさんシリーズ) (ステップモアブックス)
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今回は、初回限定価格として、電子書籍の価格を「999円→777円」にしました。

(やはりたくさんの方に読んでいただきたいので)

まずは、ぜひ、試しページを読んでみてくださいね。

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「彼女の周りにトラブルばかり起こる理由」

できることなら、もめ事なく生きていきたいものですが、なかには、トラブルばかり招いてしまう人がいます。
子供おばさんは、自分では悪気ないのに、彼女の周りではいつもトラブルが絶えません。
トラブルが起こると、「相手が悪い」「運が悪い」と思いがちですが、実は自分の言動や思考によって、トラブルを起こしていることが多々あるものです。
一体なにが原因なのでしょうか?

■トラブルが起こる理由1:悪口ばかり言っているから
人の悪口を言うのが好きな人がいます。それが聞き手にとっても面白い内容なのだと思って、サービス精神をもって言っている人もいます。
でも、できることなら、悪口は避けたほうがいいでしょう。誰が聞いているのか分からないからです。

例えば、アラサーのAさんは、ちょっとしたことでも悪口を言いがち。

あるとき、仕事でミスをした上司のことを、面白おかしく他の同僚に話してしまいました。それを誰かが告げ口して、その上司の耳にも入ってしまい、仲違いするようになってしまったそうです。

まさに口は禍の門。Aさんにとっては大した内容でなくても、言われた上司にとっては、それを人づてに聞くことで、とてもヒドイことを言われたと感じてしまうものです。
「基本、悪口は広まるもの」だと思ったほうがいいでしょう。特に仕事関係者で雑談をするときは、共通の話題が少ないので、社内の人の噂話や悪口が出ることも。だから、自分が陰口を叩くとすぐに広まってしまうのです。
悪口というのは、「言葉の暴力」とも言えます。たとえ面と向かって言わなくても、〝悪口の対象者の評判を落とす力〟を持つこともあるので、ある意味、暴力なのです。

大概、悪口を言う人は、気軽な気持ちであることが多く、自分の発言に対する影響力や責任感を持っていません。
でも、それは「想像力が足りない」というもの。悪口ばかり言っている人は、自分がいつも〝暴力を振るって過ごしているようなもの〟だと認識しましょう。

■トラブルが起こる理由2:気の合わない相手と離れないから
世の中、色々な人がいます。いい人ばかりではなく、意地悪な人もいれば、人を陥れる人もいます。そんな残念な相手とは、深く関わらないに越したことはありません。

例えば、アラフォーのBさんは、あるボランティア活動をしています。
そこにいる男性が違反行為をしていることに気付き、注意をしたら、彼がそのことに根を持ち、彼女の悪口を他の人たちに言いまくっているそうです。
それに対してBさんは頭にきて反論していたら、人間関係はギスギスした状態に。
そのボランティアグループには居づらくなってしまったのですが、自分が辞めたらその男性の思うツボだから、悔しくて辞めたくないそうです。

Bさんは、残念な相手と出会ってしまいましたよね……。客観的に見ると、「仕事ではないのだから、嫌なら辞めればいいのに」と思うものですが、その環境にしがみついてしまう人もいます。
自分がどうしてもやり遂げたいことがあってその環境にいたいのであれば、耐えることも悪くはありませんが、探せば、もっといい環境はあるはずです。

もちろんこれが仕事である場合は、無責任に辞めればいいというわけにはいきません。
ただそれでも、居心地の悪い環境にいると心身を壊してしまうこともあるので、場合によっては、辞めたほうがいいこともあります。
なぜならその場所は、あなたにとって「地獄」だからです。
囚われの身ではないのに、「ここでがんばらなくてはいけないから!」と思い込んで〝地獄にしがみついている〟のなんて、滑稽ではありませんか?どこかに「天国」はあるはずですよ。

どんなにいい人であっても、馬が合わない人はいます。でも、誰もがみな、そういった相手とトラブルを起こしてしまうわけではありません。
幸せ体質の人は、基本、合わない人とは距離を空けます。
攻撃されても、大したことでないときは無視します。仕返しすると、どんどん状況が悪くなることを分かっているからです。場合によっては、惜しみなく、その相手がいる環境から抜けます。

幸せ体質の人にとっては、〝限りある大切な人生の時間〟を不愉快な環境で過ごすことは、「もったいない」と考えるのです。
だから、その環境を捨てることなど、どうってこともありません。「自分にはもっと適した環境がある」と思うのです。
世の中には、意地悪な人がいる環境もあれば、そういう人はいられない環境もあります。後者は、そういう残念な行動をする人がいたら、周りの人が注意をするので、いられなくなってくるのです。
逆を言えば、「堂々と意地悪できる人がいる環境」というのは、〝その程度の(残念な)環境〟だと言えるのです。だったら、そこにしがみつくのかどうか、ですよね。

他人はそう簡単には変わりません。トラブルが絶えないのは、単に残念な相手のせいだけでなく、〝その環境に執着している自分〟のせいかもしれませんよ?

■トラブルが起こる理由3:保身を最優先にするから
「自分を守ること」は大切ですが、大人になればなるほど、より誠実さや公平さを持つことを求められるものです。
例えばアラフォーのCさんは、仕事でトラブルが起こると、責任を取らされるのが怖いので、すぐに自己保身のための言い訳をして、部下のせいにしてしまいます。
その結果、どんどん部下からの信頼を失ってしまっています。

会社で上の立場になればなるほど、むしろ「私の責任です。申し訳ありませんでした」ときちんと謝れる上司になったほうがカッコ良く、評価されることも少なくありません。
「自分の身を守りたい」と思うことは誰にでもあるものですが、「自分の身〝だけ〟守れればいい」というのは、〝上司の器〟ではありません。
だから、裏切った相手から嫌われ、何をするにしてもトラブルが生まれやすくなるのです。

何をするにしても、信頼関係は重要です。だからこそ、人の信用を失うようなことをする人、特に保身のために人を陥れたり、裏切ったりする人は、必ず問題を起こします。
「保身=我欲」とも言えます。欲望を持つのは悪いことではありませんが、〝自分だけが得すること〟ではなく、〝自分も含めみんなが幸せになること〟であるのが重要なのです。
だからこそ、「自分も含め、みんなを守ること(みんなにとって利益があること)」を考えられるようになると、味方が増え、トラブルが未然に防げることも増えてくるものなのです。

■トラブルが起こる理由4:相手の気持ちを汲まないから
相手の気持ちを汲まない人は、トラブルを起こしがちです。
例えば、アラサーのDさんは、恋人にワガママを言って、相手の愛情をはかることばかりしていました。彼はDさんのことが大好きで、嫌われたくなかったから、彼女のワガママを何でも聞いていました。
でも、だんだん理不尽な要望に耐え切れなくなり、ある日突然、Dさんに別れを切り出したそうです。別れた後もDさんは未練タラタラで、復縁を夢見ているそうです。

人間関係の問題の多くは、相手が「自分のことを大切にしてくれない!」と不満を抱くことから始まるもの。だからこそ、相手を邪険にするような言動をしていたら、当たり前ですが関係は壊れます。
人は親しい人には甘えがちです。でも、「親しき仲にも礼儀あり」というように、近しい相手だからこそ、むしろ意図して気遣いをしたほうがいいこともあります。

なぜなら、多くの人が、傍にいることを当たり前だと思っている相手に対しては、感謝しにくいところがあるからです。
また、人間関係のトラブルは、「意見の食い違い」が原因であることも多いもの。
もし、双方で一方的に「私(僕)の気持ちを分かってほしい!」と主張してしまったら、話はまとまるはずがありません。双方で相手の意見を受け取って、折り合いをつけていくしか方法はないのです。

もしどちらか一方が自分の意見を押し付け、相手に我慢をさせてしまうようなことが続くと、どんなに普段は仲のいい間柄であっても、我慢の限界に達したときに関係は終わるでしょう。
自分だけではなく、「相手も納得できる結果にする」のが大切なのですよね。

■視野が狭いのが、問題!
「悪口ばかり言っているから」「気の合わない相手と離れないから」「保身を最優先にするから」「相手の気持ちを汲まないから」は、どれも視野が狭いからやってしまうことでもあります。

なかでも、「悪口ばかり言っているから」「保身を最優先にするから」「相手の気持ちを汲まないから」は、自分以外の人のことが見えていないし、「気の合わない相手と離れないから」は、その環境しか見えていません。
もっと大きな視野を持って、トラブルを回避できるようになりたいものですね。

【子供おばさんから大人女性になるヒント】
■子供おばさん……トラブルがよく起こると「運が悪い」「あの人が悪い」のだと、自分以外のせいにする。
■大人女性……視野を広く持ち、自分だけでなく相手のことも大切にするので、トラブルが起こりにくい。

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byコラムニスト・ひかり

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