不倫

不倫相手に本気になってしまった場合、どうするべきか？

問題は、相手も本気かどうかですよね。自分は本気でも、相手は“遊び”だったら、それまで、の話ですしね。

そもそも多くの人は、相手を本気で好きになるから結婚するんじゃないでしょうか？（遊びだったら、結婚しないでしょうし）そんな本気の相手と結婚しても、その後、浮気をして、今度はその相手を本気になったところで、同じことを繰り返すだけでは？と思ってしまうところはあります。 

あなたの「本気」ってなんですか？ですよね。

そんな気が変わるのであれば、それは「本気」とは言えないわけで。 

「本気」というのは、仮に他に素敵な人が現れてもよそ見をしない、というのが、「本気」です。 

それと同じように、不倫している人の中には、「不倫が悪いことだと分かっているけど、やってしまいます」と言う人もいます。

 でも、「本当に悪いことだと分かっていたら、やらないって！」と思わずにはいられません。 

世の中には、妻に浮気されたショックで精神的に病んでしまった旦那さん、親が不倫をしたことで、自分の結婚観にまで影響を受けてしまったお子さんなど心にトラウマを与えられてしまう人もいます。 

自分の軽はずみな行為で本当に人を傷つけてしまうこと、ひどいときには、心を殺してしまうことだってあるのだということに、気付かないといけません。 

悪いことだと分かっているなら、しないもの。分かってないから、できるんです。 

さらに言えば、もし、本当に相手に対して本気なら、不倫なんてしないですよ、むしろ。 そんないつか終わるような関係を持たないでずっとつながっていける関係を選ぶ方がむしろ「本気の付き合い」です。 

相手とHをしたいなんて欲望を抑えられるくらいに、相手を大切に思えるから、「関係を持たない」という選択肢だって大人にはあると思いますよ？

お互いに結婚していて、相手に対して「本気になる」って、そういうことだと思います。

欲望に溺れることではない。 欲望に溺れないくらいに、相手のことを大切に思えることの方がよほど「本気」です。 

もしその相手と本気で一緒になりたければ、そんな巷にあるような安っぽい不倫なんてしないで、お互いに離婚が成立してから付き合うようにするはずだと思うんですよね。 

本気ってそういうことだから！

不倫は基本的には「愛」なんて言葉では正当化できない。そこにあるのは、愛よりも欲望だから。

本当にその不倫に本気だと思うのであれば、“本気の行動”をとりたいものですね。

そんなことを思うものです。

ｂｙコラムニスト・ひかり

魅力的な既婚者男性に不倫を誘われて、迷ってしまう独身女性は、意外といるものです。

でも、私自身、不倫をしている女性で幸せな人に会ったことがありません。

だから、もし踏み込む前なら、絶対に止めといた方がいいと思います！

やはり、不倫をしてしまうと、「自分はセカンドになるような価値のない人間なんだ」という劣等感を抱くこともあるでしょうし、本当は自分の方が悪いはずなのに、彼と離婚をしない奥さんを恨むようになってしまう。

人として、どんどん悪い方に向かってしまうんですよね。本当の悪魔なのは、あなたに不倫を誘った、その男性なのに。

その男性は、奥さんもいて、子供もいて、尚且つ外では、自分を好きになってくれる彼女までいたら、幸せいっぱいでしょう。ズルいですよね。

◇

正直言って、自分に言い寄ってくる既婚の男性を「素敵だ」と思ってしまう時点で人の見る目が甘いような気がします。

その人は、自分を信じてくれている奥さんを裏切って、また、結婚している自分には幸せにできるはずもない独身女性を自分の快楽のために利用しようとしているからです。

そこをきちんと理解しなくてはいけません。

そうしたら、いくらイケメンだろうが、いくらエリートだろうが、素敵だと思う方がおかしいのだから。

だって、自分勝手な人に過ぎないわけですし！

相手は結婚していて、心にも余裕がある分、女性に対して、大胆な誘いをする人も少なくありません。

独身で、彼女がいない男性は、相手を好きであればあるほど、傷つくのが怖いから、口説いているんだか、口説いていないんだか分からないような行動をする人が少なくないので（苦笑）、そういう既婚男性を素敵に思えてしまうこともあるでしょう。

でも、それは、相手が魅力的でも、あなたのことを本気で好きだからでもなく、ただただ、無責任で、あなたに対して本気ではないから、できることなのです。

そこに気付かないといけないんですよね。

本当に付き合うべき相手は、あなたのことを本気で大切にしようと思ってくれる人だから！

不倫に踏み込もうか迷っている女性は、「本当に魅力的な男性は、どういう人なのか？」を、改めて考えてみましょうね。

ｂｙコラムニスト・ひかり

 

不倫は、本当に「大人の恋」なのでしょうか？

不倫を擁護する人は、「好きになってはいけない人を好きなってしまうことはある！自分に正直に生きることがいけないことなのか？」と言う。

もちろん、好きになるのは自由。正直に生きるのことも大切。でも、そこから先、深い関係になるか否かは「理性」の話になる。

「Hをしたいから、してしまった！」というのは、正直さとはちょっと違う。

それは、欲望に負けたのだ、と。

もちろん人間だから、時として欲望に負けることはあるでしょう。

でも、それを正当化してはいけない。悪いことだと認め、迷惑をかけた人には、きちんと謝罪の気持ちは持った方がいい。

自分の立ち位置を見えず、「好きになったのだから、仕方がない」「したかったのだから、したんだー！」というのは、“子供の発想”なのです。

 

もちろん世の中には一夫多妻制の国もある。結婚していたって、他の人と恋愛できる国だってある。

だから、倫理的な話ではない。“思いやり”の話なのです。

さらに、“日本という国のルール”の話なのです。

 

自分中心に世界が周っているうちは見えないことも多い。

でも、視野を大きく持つことが、大人になることなんですよね。

 

「不倫は大人の恋だ」と言うのであれば、まずは自分自身が大人になった方がいいかもしれません。

不倫はむしろ、大人になり切れない人たちの恋の形かもしれませんよ？

ｂｙコラムニスト・ひかり