■スピリチュアルとの関わり方
私はスピリチュアル好きですが、だからこそ、気を付けていることがあります。
それは、特定の人を妄信しすぎないことです。それでは「宗教」になってしまいます。
色々な人の意見を取り入れ、最終的には、自分で考え、答えを出すことが大切だと感じています。
おそらくですが、今後、“スピリチュアル戦争”が起こる予感がしています。
「あの人は本物」「あの人は偽物」「こういうことを言う人は悪い存在と繋がっている」…とか。
たとえば、佐野美代子さんがよく紹介しているエレナさんは、「アシュタールと繋がっている人には気を付けて!」と言っています。
アシュタールは実在するけど、人物ではなく、高等司令官という意味。
そして、彼は個人的に地球人とコンタクトを取らない、と。
(「110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待」のP484にも書かれています)
【イラスト完全ガイド】110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待
Amazon(アマゾン)
私は佐野美代子さんの本や、エレナさんの記事も好きでよく参考にしているのですが、
アシュタールとつながっているスピリチュアルな人って、結構いるんですよね。
私が好きでよく参考にしているスピリチュアルな方も、アシュタールつながっています(ミナミAアシュタールさんや並木良和さんも)。
アシュタール 宇宙の真実 77のディスクロージャー
Amazon(アマゾン)
アシュタール宇宙船内セッション
Amazon(アマゾン)
そんなとき私は、「じゃあ、アシュタールとチャネリングをしている人のことは、一切、排除する」という発想にもなりません。
佐野さんも、エレナさんも、並木良和さんも、ミナミAアシュタールさんのことも好きなのですが、「参考にする」というスタンスでいるからです。
そもそもこの3、4次元の世界にいる人間のレベルなんて、たかが知れているので、100%正しい人なんて、まずいないと考えています。
たとえるなら、小学生の中に、中学生レベルの人がいるくらいの話。高校生から見たら、「あらあら」と思うことも(苦笑)。
逆に、「あぁ、この人は、裏にDSがつながっていて、誘導しているなぁ」と思うような苦手なスピリチュアルな人もいるのですが、そういう人のユーチューブも観て、参考にしています(苦笑)。
その人たちがどのように世の中を動かそうとしているのかが分かるからです。
(基本、そういう人は、8割くらい本当のことを言って信じさせて、「2割の嘘」で人を誘導していきます)
おそらくこれから、地球はもちろんのこと、人間の波動も上がってくるので、それを阻止しようとする存在なども存在していて、スピリチュアルな人同士の“つぶし合い”も起こり得るなぁと思っています(並木さんとかは「関わらないスタンス」をとると思うけど)。
だからこそ、好きは好きでいいから、「妄信しすぎないこと」は大事で、どれも参考にして、最後は自分で考えるってことが大事なのだと思います。
「自分の世界」と「相手の世界」は、違うんですよね。だから、「自分の世界」は、自分で作っていかないといけないんです。
相手の言っていることは、「相手の世界」での話だから。
みんなそれぞれ、「自分の世界」を生きているに過ぎないことも。
この世界はゲームのように、実は自分1人しかいなくて、あとはすべて「ゲーム内の登場人物に過ぎない」可能性だってあるから。
◇
そもそも私は、スピリチュアル好きですが、所謂「スピリチュアルビジネス」は好きではありません。
「メッセージを下すという行為」に関しては、対価は払うべきだと思うのですが、メッセージ自体は、その人のものではなく、もっと次元の上の存在のものであり、さらにそれは、みんなに与えられているものだからです。
それでいうと、そもそも地球の資源である、みんなの水を、「波動が高いから」といって高価な価格で売るようなスピリチュアルビジネスも好きではありません。
「施設を作って、ペットボトルを仕入れて、水を汲んで、商品化する」ことに関しての対価は払うべきとは思いますが、もともとその水自体は無料であり、みんなのものだからです。
そもそも私は元劇団員なので、スピリチュアルな人の講演会の価格とかも、そういう視点で見てしまうところがあります。
舞台の公演とかは、色々なスタッフ、出演者が何人もいて、1~2ヵ月稽古をして、当日もたくさんのスタッフ、出演者によって、作品を作り出します。
しかも、スピリチュアルな講演って、満席になったら、「次はもっとチケットの価格を上げよう」みたいな話になってくることもあります。
演劇の場合は、今回、満席だったから、「次回はもっとチケットの価格を上げよう」なんて発想にはなりません。「もっと公演数を増やそう」なのです。
なぜなら、より多くの人に見てほしいから!
スピリチュアルな人って、そのメッセージをより多くの人に広めるために、その役割を担っているんじゃないの?と思ってしまいます。
また、不安をあおったり、「この講座に参加することは、あなたは呼ばれています」「あなたも縁があるから、参加しています」なんて言って、チケットの購入を誘導するのは、正直、違うと思っています。
ハッキリ言ってしまえば、講座に限らず、どの出来事だって、偶然ではなく、「必然」だから関わるものだから。
何気なく入ったランチのお店でも、道端で会った人でも、そして、「今、このコラムを読んでいる」ってことであっても。
不安をあおるって、一番、ビジネスとして簡単なやり方なんですよ。
そうしたらみんな、幸せになりたいからお金を出すから。
「これに参加すると、楽しいよ」という誘導で、人々をもっと幸せにする方が、私は信用できます。
そして、私たち自身が、そういう「判断」を持てるようにならないといけません。
不安が行動のきっかけにしやすくなっているから、そういう手法で動かされてしまうのです。
結局、チケットを売りたい。お金を儲けたいという欲が、そういったチープな手法を使ってしまうところもあるのです。
だから、「3、4次元の世界にいる人間のレベルなんて、たかが知れている」と思うのです。
そういう「人間らしさ」がある故に、揚げ足をとられて、本来、いいことを言っている人ですら、“スピリチュアル戦争”に巻き込まれていくこともあるでしょう。
(相手にしなくても、一般の人たちは、そういう人の意見に誘導されていくことがあり、影響を受けてしまうところはあるかも)
私たちも、もっとそういう(いい人をつぶそうとしている)残念な人に誘導されないためにも、賢くなる必要はあるでしょうね。
◇
とはいえ、私は、何度も言うように、好きなスピリチュアルな人に対しては、好きは好きですし、参考にはします。妄信はしなくても。
ただ、絶対に依存してはいけないし、自分の思考を相手に預けてはいけません。
そういう人たちの話を参考にして、自分で考え、自分で選択していくことが大切ですし、そろそろ、時代の流れからそういう段階に入ってきているのだと、つくづく感じるものです。
byコラムニスト・ひかり