■あなた、“ライトワーカー”じゃない?
「ライトワーカー」という言葉、知らない人もいるかもしれませんが、検索すると色々と出てくるものです。
ライトワーカーというのは、簡単に説明するなら、「自分の人生」というよりは、この世界を幸せにし、より多くの人を幸せに導くためを目的に生まれてきた人のことを言います。
(それが一周して「自分の人生」「自分の幸せ」とも言えるし)
自分の人生を歩むために生まれてきた人とどっちが偉い、偉くないという話ではなく、ただただ、どんな目的で生まれてきたか?というレベルの話です。
敢えて表現するなら、“この世に肉体のある守護霊さん”みたいな役割。
「自分の人生を生きる」というよりは、この世界に生きている人をサポートしたいという気持ちが強いというか。
だからって、自分の人生をおざなりにするわけではなく、それこそが「自分の人生」でもあるのですが。
霊能力を持っている人、表現をする仕事をしている人、ボランティア活動をしている人などの中には、すでに自分はライトワーカーだということを自覚している人は少なくないと思います。もちろんそれ以外の職業でもライトワーカーだと自覚している人は、たくさんいると思います。
なにか“志(こころざし)”がある人は、そういう傾向があったり。
こんな話をすると、ライトワーカーの傾向がある人は、「あぁ、私もそうなんだ!」と思うでしょうし、そうでない人は「何を言っているんだ?」って思うと思います。
何度も言うようにライトワーカーだから偉い、偉くない、という話ではありません。「生まれてきた目的」だけの話なんです。
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私自身、「もしかしたら、自分はライトワーカーかも?」と思ったのは、30歳目前の婚約をしていたころ。
「このまま結婚して、子供を産み育てて、いいんだっけ?あれ?私、そのために生まれてきたんだっけ?」という思いが浮かんだときは、不思議な感覚でした。
(それから“生身の自分”は結婚したいのに、もう一人の“内なる自分”は、それをどこか望んでいなくて、結局、その結婚もなくなりました)
もちろんライトワーカーの中にも、結婚して、お子さんがいらっしゃる方、専業主婦の方もいるので、独身だからライトワーカーというわけではありません。
ただ、私がおそらく生まれてくる前に選んできた道は、そこでのタイミングではなかった、というだけのことだと思います。
まだスピリチュアル的にもなにも目覚めていなかったですし。
(スピリチュアルに目覚めてから「選ぶパートナー」というのも変わってきますしね)
ただ、ある時から、スピリチュアルな世界に目覚め、周りにいるライトワーカーの存在にも気付くようになってきたとき(私の周り、意外と多いんですよね)、また「自分の生きる道」というのが見えてきたような気がします。
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私自身、インタビュー記事を書く仕事をしていますが、基本、その人の魅力的なことを紹介する目的は、単にその人を褒めたたえるためではありません。
それを読んだ読者の人たちが「あぁ、こういう考え方を持つと幸せになれるんだ」と思えるようなヒントを書いていきたいと思っています。
また恋愛コラムも書いていますが、そもそも「恋愛テクニック」には興味はありません。
更に言えば、別にすべての人に、恋愛、結婚を推奨しているわけでもありません。(それが合わない人もいるし)
ただ、人を愛することで自分の内側から愛を増やすことは、大切なことなので、そのための方法は書いていきたいと思っています。
“幸せになるためのメッセージ”を単に哲学的に書いたところで、そんなのを読んでくれる人は少ないし、だったら、“恋愛を切り口”にして「人としての道」を書くことが、より多くの人に伝えられる術になるからこそ、今、この仕事を神様が与えてくれたのかもしれない、なんて思っています。
だって、私は別に恋愛上手でもなんでもないのに、どうしてこの役割を与えられているのか、不思議でしょうがないですし(苦笑)。
(ま、結果的に、私のコラムを読んで彼氏ができた人、結婚した人は色々といるので、それなりに役割は果たしていると思うのですが)
また本も出してはいますが、基本はネットという、多くの人が目に触れるところで書くからこそ、意味はあるのかもしれません。
(作家としては、より本を出すことに注力した方がいいんでしょうが)
ライトワーカーであっても、他の人と同じく神様に“生かされている存在”であり、それを通して、なにか修行をしていて、さらにそれに喜びを感じているところもあるんですよね。
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なぜ、私が今回、そんなことを書こうと思ったのか・・・。
おそらく、同じようにライトワーカーとして生まれてきた人に、気付いてほしいのだと思う。
目先のことばかりに追われていて、本来の目的を失っていて、自分がライトワーカーであることを忘れている人たちに「本当に、それを目的に生まれてきた?」って。
何度も言うように、ライトワーカーだから崇高とか、そんなことではないですよ?
「自分の人生を生き切る」ということも、大切な運命です。
(人生経験を積むことで、その後、もし誰かの守護霊さんになることがあれば、役立つでしょうしね)
そして、「ライトワーカーだから自分の人生を犠牲に!」なんて思っている時点であるなら、「まだまだ」なんですよね。
自分の人生もおざなりにしてはいけないし、それができた上でのライトワーカー活動というか。
さらに、ライトワーカーの活動こそが自分の人生であり、喜びだと思うものだから。
自分の人生がうまくいかないことを「私はライトワーカーだから、自分の人生はイマイチでもいいの」なんて逃げ道にしては、絶対にダメだから!
人を守れる人間になるためには、まずは自分が強くなる必要はありますしね。
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もし「あれ?もしかして私、ライトワーカーかも?」と思った人は、自分をもう一度、見つめ直してもいいかも。
そこから運命が変わり始めるから。出会う人も変わってくるから。
目覚めちゃった方が、楽なこともありますよ?
そんなことを思うものです。
byコラムニスト・ひかり