■何事も、自分の心の器次第!
自分の「心の器」の大きさによって、見える世界が変わってくるんですよね。
つくづく思うのが、文章は読み手の状態によって、解釈も理解も変わるということ。
それは文章に限らず、現実に起こっている出来事でも同じことが言えます。
より広い視野で、自分も相手も幸せになれる解釈、理解、対応ができるようになるためには、どうしたらいいのか?
それは、「心の器を大きくする」しかないんですよね…。
心の器の大きさで、人は物事の見方が変わる。
大きくしないと、分からないこと、見えないことがあるんです。
大きくしないまま、いくらもがいたところでそれときのレベルの答えしか出てこないかもしれません。
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心の器が大きくなった時、肝がすわってくる。
そうすると、“怖いもの”が段々減って来る。
基本、“恐怖心”が人を攻撃してしまったり、保身による愚かな行動をしてしまうものだから、肝が据わってくると、変な誤作動はしなくなってくる。
それを「大人になること」だと解釈する人もいるかもしれないけど、大人、子供、関係ないですからね。
大人でもずっとこの恐怖心で誤った行動をしてしまう人もいる。
子供でも、意外と冷静に物事を見られる人だっている。
(もちろん、まだ経験が少ない分、怖いものはあるだろうけど)
全ては、「自分の心の器」次第。
心の器が小さければ小さいほど、自分の未熟さを正当化してしまう。
自分が未熟であることを認めるのが、<怖い>から。
そう、ここでも恐怖心があるんです。
誰もが未熟なのだから、認めることなんて、カッコ悪いことでもなんでもないのに!
心の器が大きくなった時、考え方が変わる。言動も変わる。
それによって、周りの人も変わり、結果も変わり、自分の環境が変わってくる。
おそらく、“本当の愛”“本当の優しさ”などは、頭で考えている限りは、綺麗事にしか思えないことも多いかも。
でも、心の器を大きくすると、「本当にそうだな。幸せになるには、最後はそこを目指すしかないんだな」ということが、心から理解できるようになるんですよね。
心の器を大きくしない限り、見えないことはたくさんある。
それだけは、知っておいた方がいいかも!
byコラムニスト・ひかり