大人になると、人を好きになれなくて、悩んでしまう人も多いもの。
そんなときに気持ちをシンプルにできるのが、書籍「スヌーピーの大好きって手をつないで歩くこと」(主婦の友社)です。
5分で読めてしまう、簡単な本なのですが、「あぁ、好きってこういうことだなぁ」なんて思うものです。
もちろん子供の視点での「大好き」ではあるのですが、大人であっても、「分かるなぁ」と思えたり。
例えば、この中の言葉を抜粋すると・・・
「大好きっていちばん大事なマンガ雑誌を貸しちゃうこと」
「大好きって手をつないで歩くこと」
「大好きって今この瞬間に、彼が何しているかなあって思うこと」
「大好きって自分のお金で誰かにプレゼントを買っちゃうこと」
その中で、私が一番、当てはまるのは、「大好きってさよなら言うのがいやなこと」です。
デートの終わりに、もう少し一緒にいたかったり。それは恋人に限らず、親しい友達に対しても、ついついまた新たな話題を振って解散するのを伸ばしてしまったり(笑)。
さらに言うと、過去に好きな恋人とお別れをしたときもこんな心境でしたね(苦笑)。
「さよなら」という言葉をどうしても言いたくなかった・・・
「ありがとう」は言えても、「さよなら」は言えない。だから、「元気でね」という言葉を代用するというか。
大人になったら恋に落ちにくくはなるものだけど、それでも誰かを「大好き」だった経験があるのであれば、いつかまた誰かを「大好き」だと思うことはあると思います。
だから、無理に恋をしようとしないで、この本で「大好き」な気持ちを思い出しながら、自分の「大好き」という気持ちを大切にしたいものですね。
byコラムニスト・ひかり