今日はちょっとスピリチュアルな話です(話半分で読んでください)。
つくづく思うんです。この世は完璧なくらいによくできたシステムだなぁ、と。
何に対して完璧かというと、私たちの魂を磨くために、という意味です。
たまに、スピリチュアルな本を読んでいると、こんなことが書かれているのを目にします。
宇宙には様々な星があり、そこで生きている生物もある。中には、「死」とは無縁の星もある、と。
では、なぜ、地球には「死」が存在するのか?
大人になればなるほど、経験から、知恵も力も持つようになるもの。
それに加え、肉体も老化しなかったら、新しく生まれてきた人たちが全く太刀打ちできなくなってしまう。
大人はどんどん老化し、体力を失っていくからこそ、若い人たちに未来を託すもの。
それこそ、永遠に体が老化しなかったら、新しく生まれてきた、まだ経験による知恵が少ない人たちを支配するようになってしまうかもしれません。
もし永遠の命だったら、支配される人は、永遠に支配され続け、それこそ、この世は地獄になってしまうかも。
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地球は、宇宙にある星の中では、まだレベルがそんなに高くない星だと言われています。
だからこそ、「死」が必要不可欠な星でもあるのかもしれません。
誰もがみな永遠の命になっても、助け合い、支え合えるほどの精神性になったときは、この星のシステムも変わってくると思うのです。
でも、死がある現在のシステムですら、自分に大きな力を持ち、人々を支配したがる人がいる限り、永遠の命なんてものは、まだまだ、なんでしょうね。
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見方を換えれば、経験による知恵は、単なる若さに匹敵する、もしくはそれ以上に力を持つ、ということです。
だから、いつまでも若さに執着して、子供っぽいことをしている限り、この世界のシステムに逆らっているし、ますます生きづらくなるということでもあるんですよね。
この世でより生きやすくなるためには、「大人になること=精神的に成熟すること」を目指すこと。
そして、精神的な成熟に絶対的に欠かせないものは、「愛」です。
内側に愛をたくさん増やし、もっともっと楽に生きられる人になりたいものですね。
byコラムニスト・ひかり