■いい女はここが違う!
先日、ある人気女優さんを取材したときのこと。
「いい人のいいところを見習うようにしている」ということなので、どんな人のどんなところを素敵だと思いました?と聞いたら、こんなことをおっしゃったんです。
「ある先輩の女優さんと御手洗いで一緒になったとき、洗面台をさっと拭いたんです。
自分が汚したわけでもないのに。
それを見たときに、スゴイ人って、こういうところでもスゴイんだって思いました」と。
いい話だなぁと思ったものです。
その先輩の女優さんもスゴイけど、そのスゴさに気付ける、その女優さんもスゴイなって。
人って、周りの人の魅力によって磨かれていくんですよね。
そして自分も人にいい影響を与えていくもの。
たまに「素敵な女性になったところで、本当に、それに気づく男性って、いるんでしょうか?」と聞かれることがあるのですが、
気付く人は気付く、気付かない人は気付かない。
でも、「類は友を呼ぶ」ように魅力的になればなるほど、縁のある人たちは変わって、そういう魅力に気付ける人たちが増えてくるものだとも思っています。
だから、「自分が魅力になったところで、効果あるの?」なんて言っていないで、まずは魅力を増していくことが先決なんですよ。
そして、人が見ているから、とか人に魅力的に思われたいから、とかではなく、この女優さんのように人が見ていないところでも魅力的になることで、自然と魅力があふれ出るものなんですよね。
そこまでなったときには、「本当に魅力的になったら、寄ってくる男性なんているの?」なんて言わなくなると思うから。
本当に素敵な人は、表だけではなく、裏も魅力的な人。
そういう人でありたいものですね!
byコラムニスト・ひかり