■生身の自分よりも、ハイヤーセルフが望むこと
私たちの中には、潜在意識と顕在意識がありますが、
スピリチュアル的な視点で言うと、
「潜在意識=ハイヤ―セルフ」「顕在意識=エゴの自分(生身の自分)」ということ。
今後は、この二つを統合していくことが大切なんですよね。
そういう私は、30代の頃に、ハイヤーセルフと生身の自分とで、向かう方向の違いを感じていました。
特に、「一般的な女性の幸せ=幸せな結婚」を望んでいた“生身の私”は、当時、お世話になっていたスピリチュアルカウンセラーの方に、
「ハイヤーセルフが『そうじゃないでしょ?』と言っています。ハイヤーセルフは<真の自立>を求めています」と言われたときには、「はぁ?何言ってるの?」状態でした。
当時は、まさかこんな世の中になるとは、思ってもみなかったですしね。
そんな私も少しずつ、ハイヤーセルフと統合していき、今ではだいぶ、「ハイヤーセリフが望んでいること」を理解し、さらに、心の奥底では、それは「私自身が望んでいること」なのだと、感じています。
ただ、そこまでいくまでが、本当に大変でした。
一般的な刷り込みを外していく必要がありましたし、何よりも、「自分の本当の声」をきちんと聞く必要があったからです。
今の自分の生活は、正直、「一般的な女性の幸せ」とは違うけど、今の私には合っているんですよね。
自分らしくいられるから、心の安らぎがある。
そして、これから先も、「ハイヤーセルフが私にやらせたいこと」が、今の私には、ひしひしと感じられています。
でも、それはハイヤーセルフのため、ではなく、実際それをすることが自分にとっての幸せにつながる、というか。
そのために、この時代をわざわざ選んで生まれてきたのだから、と。
誰もにハイヤーセルフがいる。
そして、その声を聴くことが、自分の本当の幸せであり、生きる目的につながっている。
だから、ハイヤーセルフの声(自分の本当の心の声であり、潜在意識)を聴く必要があるのですよね。
逆に、心がざわざわしているときは、その声に反することをしていることが多いから。
次元を上げていこうとしている今、これから私たちはもっと、生身の自分とハイヤーセルフと統合していく必要が出てきます。
不一致ではいられなくなってきます。
(というか、そもそも不一致状態であることのほうが問題なのですが、そういう分離を楽しむために、これまで3次元を体験してきたところもあるのですよね)
今こそ、心を静めて、「ハイヤーセルフの望み」を聞き、理解しておくといいのかもしれません。
byコラムニスト・ひかり