「こうでなければ、幸せにはなれない!」と幸せに制限を付けている人は、本当にそうならないと、幸せになれないし、更に言うと、そういう制限がないと幸せになれない人って、それを得たとしても、また幸せではなくなる人も多いんですよね。
今、そのままの状態で幸せを見いだせない人が、幸せの状態でいられることは、難しいもの。
なぜなら、何かを得たところで得た時点でそれは日常となる。
常に「今ある幸せを感じられるような人」でなければまた新たな幸せを手に入れないと、幸せが不足している状態になってしまう。
別に、「何も望まず、今の状態で安泰でいるのが幸せだ」と言っているわけではないですよ?
人は変化を好む人も多い(私も!)。さらなる豊かさ、自己の成長を望むことも悪いことではない。
でも、それと幸せは、「別もの」です。
幸せは、いつだって今、感じられない人は、未来になったところで、感じられませんよ?
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「結婚しないと、幸せになれない」わけではない、と言っても、だからって、望まない方がいいと言っているわけではありません。
結婚したいのであればした方がいい。
でも、もし幸せになるために、結婚をしたいのであれば、幸せにはなれないかもしれませんよ?ってことです。
更に言えば、結婚という形ばかりを望んでしてしまったら、幸せどころか、不幸になるかもしれません。
「結婚=幸せ」ではない。
もちろん、「結婚=不幸」でもありません。
結婚は、幸せでも不幸せでもなく、その人次第。
その人次第はなにかというと、結婚に向いているか、向いていないか、というのもあるし、「どんな状況でも幸せになれる人なのか否か」ということも多いに関係します。
いつでも目の前にある幸せよりも、足りない何かばかりを考えている人や「こうでなければ幸せになれない」と幸せを限定している人は、結婚しようが、しまいが、幸せになりにくいでしょうね。
結婚を望むのは素敵なこと。でも、結婚したら、幸せになれるとは限らない。
結婚しても、しなくても、ただただ幸せな人でいることが、結婚しても幸せになれる秘訣かもしれませんね!
byコラムニスト・ひかり