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「振られること」より「愛せないこと」のほうがカッコ悪い!

2023-03-04 by hikari

■振られたほうが、かっこ悪い?

私たちは「自分が愛されるか(愛されたか)どうか」にこだわり過ぎているところがあります。

でも、「愛されたか」よりも、「きちんと自分が愛したのか」のほうが大事なんですよね。

30代前半くらいまでは、私自身、「振った、振られた」にこだわっているところがありました。

「振られたらかっこ悪い」「付き合っている相手から振られるほうが、残念な人に見える」と。

 

でも、だんだん大人になると、付き合っている相手に「振られる人」のほうが、もしかしたら本当に相手を愛した人なのではないか、と考えるようになりました。

 

よほど、なにか大きな問題を抱えている場合は、別ですよ?

借金があるとか、浮気癖があるとか、性格が悪すぎるとか(苦笑)。

 

本当に人を愛せる人であれば、どんなことがあっても、相手を受け止めて、一緒に歩んでいこうという覚悟があるから、「振ろう」「別れよう」という発想にならないこともあるでしょうしね。

 

もちろん相性はあります。生理的に合わないのは致命的ですし、「付き合ってみて相性が合わないから別れたい」ということも、あるでしょう。

 

でも、もし自分が相手を振る立場のときは、そもそも自分は「本当の意味で、人を愛せる人間なのだろうか」と考えることも大切のような気がします。

 

“自分にとって都合がいいから好き”程度の愛情しか持てない人は、本当の意味で人を愛せることはできないから(自己愛の延長だから)。

 

私たちは、「モテることが大切。愛される人になることが大事」だという刷り込みをされてきたところがあります。

でも、本当に大事なのは、「人をちゃんと愛せる人になること」なんですよね。

 

「振ること」よりも、「愛し抜こう」と思う人のほうが、愛があります。

もし自分がパートナーに対してそう思えないときは、「相手が悪い」「相手のこういうところが気に入らない」という前に、「自分はきちんと相手を愛せているのか」を考えたほうがいい。

特に、結婚していたり、お互いに将来を見据えて交際をしている場合は、特に。

(お互いに距離を保って、軽い気持ちで付き合っているのであれば、愛があろうがなかろうが、問題ないところもありますが)

 

「振られること」より、「愛せないこと」のほうがカッコ悪い!

……と大人になった私は、もう思うものです。

 

byコラムニスト・ひかり

Filed Under: 片思い&失恋 関連タグ:パートナー, 別れ, 夫婦, 失恋, 恋愛, 愛される, 愛する, 振られる, 振る

上手に相手を振る方法とは?

2018-12-16 by hikari

Sちゃんには、強引にアプローチをしてくるエリート男性がいました。

ただ、彼女は「カレとは、ないな・・・」と思っているので、最近は、自分の気持ちを察してもらうためにもデートのお誘いメールをスルーしたりしていました。

そうしたら、この間、終電近くに帰ったとき、最寄の駅で待ち伏せをしていたのだとか。

ひーーー!正直、ちょっと、怖いです

カレが「5分だけでも話がしたい!」と言ってきたので、駅前の居酒屋で、話を聞き、きっぱりと、「お付き合いをする気はありません!」と断ったそうです。

でも、今後もつきまとわられるのでは?と、Sちゃんは今は、恐怖心すら抱いています・・・。

実はこの男性、数日前は、彼女の家にまで行き、ピンポ~ンとチャイムを鳴らしたとのこと(怖!)

一度、彼女を家の前まで車で送ったことがあるらしく、マンションのポストで部屋番号を調べたらしい。

もちろん、彼女は居留守です。カレ、ほぼストーカーの域にきています・・・。

ただ、話を聞いていると、この男性、Sちゃんのことを本当に好きなのかな?って思ったのは事実。

やり方がちょっと相手の気持ちを察してなさ過ぎる!自己愛に近いというか。

どちらかというと、プライドが高い男性が、自己肯定したいがために、自分が振られる(否定される)環境を覆したがるパターンというか・・・。

そして、おそらく、「自分が強引に押したら、落ちるんじゃないか?」ってSちゃんを甘くみている気がするんです。

ただ、こういう男性は、結構、費用対効果をみるところはあるので(苦笑)、Sちゃんが「恋人ができた」と言ったら意外とあっさりと身を引きそうな気がしています。

これだったら、相手の魅力云々で振るという形ではないので、相手のプライドは傷つけないですしね。

草食男子が多い中、積極的な男性は魅力ではあるのですが、あまりに強引だと女性に恐怖感すら与えてしまうもの。

ただ、女性側も「振り方」って、あるのかもな・・・とも思うものです。

ポイントは、「相手のプライドは傷つけない」「相手に嫉妬心を与えない」に尽きるのかも・・・。

だから、付き合ってない男性を振る場合は、「付き合っている人がいる」「ほかに好きな人がいる」という理由は、あなたの魅力云々が断る理由ではないですよ、というニュアンスになるので、現在、好きな人がいなくても使ったほうがいいかな、とは思うものです。

反対に、付き合っているカレと別れるときは、「ほかに好きな人がいる」なんて、絶対に、言ってはいけなくて、(これはプライドかなり傷つけるかも!)二人の関係を見て、「未来が見えないから」「生きる方向が違うから」は、アリかもしれません。

変な話、相手の愛情を抜きにして、相手のプライド、嫉妬などの問題で別れ話がこじれるのは、よくある話。スッパリ別れたいときは、その部分は刺激しない方がいいかも・・・。

実は、本当に愛情を持っている場合は、「愛している人が別れたい」ということを受け入れるものなんですよね。それが、“本当の愛情”だから。

それを受け入れられないって、愛情じゃないんですよね。自己愛に近いというか・・・。

よく、別れたいときは、相手に嫌われることをわざとするっていう人もいますよね。

これもある意味、自分が振られる立場になることで相手のプライドを傷つけない手段になるので、モテる男性がよく使う手とも聞きますよね・・・。

ほんと、人の感情も愛情も、単純じゃないから難しい。追い掛け回している本人すらも、その執着心は愛情からきていると勘違いしているところがありますしね。

何はともあれ、別れをこじらせないためにも、「相手のプライドを傷つけない」というのはポイントですよ!気をつけましょうね。

byコラムニスト・ひかり

Filed Under: 出会い 関連タグ:別れ, 失恋, 婚活, 恋愛, 振る, 結婚

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