■“誰とも付き合えない病”になっていない?
大人になればなるほど、人を好きになりにくかったり、相手の欠点が気になったりするものですが、そのままでは“誰とも付き合えない病”になってしまいますよ?
以前、スピリチュアルな人に、こんなことを言われたことがあります。
「出会った人はみんな縁がある人。その縁の糸を太くするのも、赤くするのも、自分次第なのよ」と。
なるほどなぁ、と思って。
もちろん全く好みではない相手とデートを重ねるのはキツイものだけど、ある程度好みで、それなりに一緒にいて楽しくて、信用できるような相手だったら、たとえ好きになる手前であっても、関係を始めてみるのも、アリだと思うのです。
やはり付き合ってから芽生える愛情って、ありますしね。
・・・というよりも、付き合ってもいない時に感じる愛情って、単に「好みのタイプか」程度のレベルのことも多く、まだ相手のことを表面的にしか分かっていないですしね。
もっとお互いに、他の人には見せないような“素”も見せ合って、そんな相手を受け止めたり、逆に自分を受け止めてもらったりすることで芽生える愛情の方が、本物に近いというか。
また、大人になればなるほど、外で見せる自分を演じられる人も多いからこそ、付き合ってみないと、“本当の彼”というのが分からなかったりしますしね。
それこそ、普段は紳士的で理性的な人ほど、付き合ってから恋人に見せる姿は子供っぽかったり、変態な部分もあったり・・・(笑)
でも、相手がそんな部分も見せてくれて、自分も受け止められるようになったら、本物だと思いますしね。
結局のところ、「この人のこういうところがダメ」「ここが気になる」なんて言っている人は、相手のそういうところをフォローする力がないし、逆を言えば、自分にフォローする力がないから、「恋愛を失敗するのが怖い」と“恋に臆病”になっていることも多い。
でも、恋愛でも何でも、失敗から学べることもあるのに!
つまり、なんだかんだ言って、“誰とも付き合いない病”=臆病者も多いんですよね。
・自分の生活を変えるのが怖い
・自分の理想を変えるのが怖い
・相手と関わることで不幸になったら困るから、怖い
そんな感じのことが、人と深く関われない要因になっているような気がします。
フォローできる対応力を身につけて、“誰とも付き合いない病”から抜け出しませんか?
byコラムニスト・ひかり