「趣味がない」と悩んでいる人は、意外といるもの。
でも、趣味がないといいながら、休日は何もしないで寝ている、なんて人は意外と少なく、公園に散歩に行ったり、カフェにお茶をしたり、家で録画していたドラマを観たり、しているはず。
わざわざ休日の自由な時間に苦手なことをする人は少ないので、それらは好きなことであるもの。
それが趣味なんですよね。
つまり、「散歩」「カフェ滞在」「ドラマ鑑賞」が趣味なんです。
自分にとっては当たり前のことでも、人にとっては当たり前ではないものもあるものですよね。
散歩をするよりもマラソンが好きな人いれば、カフェに入るよりも定食屋巡りが好きだったり、テレビよりもユーチューブを観ること多かったり。(今はテレビ離れしている若者もいるから、そういう人からしてみたら、ドラマ鑑賞をしているのだって、へぇ!と思うでしょうしね)
別に「テニス」「映画鑑賞」「読書」とか、カッコよさそうな(!?)趣味である必要はなく、「自分が好きなこと=趣味」でいいわけなんですよね。
程度も関係なく、散歩するのが日課ではなく、週1回だとしても、月1回もしない人からしたら、散歩していますしね!(笑)。
だから、みんななにかしら、趣味は持っているし(自覚はなくても)、自分を「客観視」したときには、自分の趣味が分かることが多いものなんです。
つまり、趣味がないことが問題ではなく、自分を客観視できていないこと、自分のことをよく分かっていないことのほうが、問題であることも多いのです。
わざわざ「趣味を持とうとする」前に、「自分に興味を持つこと」が大切ですよ!
byコラムニスト・ひかり