■若さは、 内面が伴わないまでの武器 に過ぎない
「若さ」は魅力ではありますが、いつかは必ずなくなるもの。
10年もたてば、かなり損なわれている。
だから、本当は、一時的な魅力に過ぎない。内面が伴わないまでの武器というか。
「人を本当に愛せること」「幸せにしたいと願う思いやり」こそが本当の魅力。
それは、若いときに身に付けるのは、かなり難しい。若ければ若いほど、自分のことでいっぱいいっぱいですしね。
本来は、若さを失っても、それらを持っている人は、「“本当の魅力”がある」と言える。
ただ、それを理解できるほど、意中の相手が精神的に成熟しているかどうかにかかっていることも…。
あなたは、若さにこだわりすぎていませんか?あなたの意中の人は、若さにこだわりすぎていませんか?
もし、「私は若くないから、彼に好かれないのかも」と思う人は、結局は「類は友を呼ぶ」ってことなのかも。
■若さは価値があると思われてはいるけど…
もちろん、日本では一般的には、女は若ければ若いほど良いという考えだったりします。
ただ、市場価値と本当の価値が一致するとは限らない。
つまり、市場価値に振り回される人は、きちんと「真実を見る目」があるわけではなく、周りの目が気になっているだけのことも多い。
そういう人が少なくないからこそ、市場価値と本当の価値が一致しないんですけどね。
ただ…もちろん、「美しさ」に惹かれるのは仕方がないこと。分かりやすく人を目で楽しませますしね。
歳を重ねても、美しくいるように心がけることは、現実的に重要。でも、女優レベルになる必要はない。
身だしなみや手入れ、内面を磨くことで、随分、外見も変わってくるもの。
実際に、私の知り合いは、49歳なのですが、外見も内面も磨いていて、「若い女性にはない魅力がある」と言われて、プロポーズされました。
だから、若さばかりにこだわるのではなく、外見も内面も美しい人になって、それが分かる人に愛されたいものですね。
byコラムニスト・ひかり