■健康とおしゃれ、どっちをとるのか?
つくづく思うことがあるんです。
ハイヒール、マニキュア、口紅……「女性のおしゃれは、身体に悪いものが多い!」と。
今ではすっかりヒールの靴を履かなくなってきたのだけど、だからこそ気づくこともあるんです。
ヒールに慣れていて、急に運動靴を履くと、歩きにくいのだけど、そっちに慣れてくると、「大地に足を付けて歩くことの心地よさ」を実感したんです。
そして、「大地に足をつける」ことのメリットも。
何というか、その場所のパワーと繋がれるというか。
そういえば、私は高いヒールを履いていた時は、ぎっくり腰になったことも。
今は、全くならないんですよ。
その他にも外反母趾など、さまざまなトラブルになりやすくなりますよね。
(特に日本人はもともと草履とか、はだしとかの文化だから、つま先であるくヒールは、合わないことも?)
■香りにも要注意!
コロナになる前からインコを飼い始めてから、マニキュアと香水、香り付き柔軟剤をやめたのですが、これもものによっては、体によくないものだなぁ~と。
いま、「柔軟剤の香りで、体調が悪くなる香害」が問題になっていますよね。
天然の香りではないため、化学物質過敏症になってしまう人がいるのだとか。
香水も、製品によっては、化学物質過敏症になってしまうものもあるでしょうね。
そこまでならなくても、身体には何かしらの影響を与えていることも。
マニキュアは、それ自体は問題なくても、それを落とす除光液が爪に影響を与えてしまうようですね。
■市販の白髪染めは強い!
あと、もう一つやめたのが、市販の白髪染め。これは男女共に、の話ですが。
美容院に行くほどではないけど、ちょっと白髪が光るときに使っていたのですが、よくないんですよね。
私の父が、コロナ禍のときに床屋に行けないので、自分で市販の白髪染めで染めたら…なんと!ハゲちゃったんです!(驚)
今は大分、生えてきましたが、びっくり!
特に歳をとって敏感肌になっている父には強すぎたようです。
私は、今は、美容院でも染めないで、自分でヘナで染めているのですが、すごく気持ちいいんですよね。
染めると体と心が不思議とスッキリする、というか。
意外と髪の毛の毛穴から色々な成分が体に入っていると言われているので、白髪染めに限らず、シャンプー&リンスも、本当は気を付けたほうがいいんですよね。
(出産のときに、羊水がシャンプーの香りがした、なんて話も聞いたことがあります)
■口紅で、唇が荒れる問題
あと、マスク生活のときはつけなかった「口紅」。
久々に付けたら、やはり唇が少し荒れました(泣)。
毎日つけていた時は、こんなもんだと思っていたのですが、つけないときの調子の良さを思うと、ホント、口紅も、よく成分を選んだほうがいいですよね。
◇
私は20代のころは、イベントナレーターの仕事などもしていたので、美に関する知識は学んできたところもあるのですが、
今はそんな知識は考えないようにしています。
それよりも、なぜこんなに、「キレイだと思われているもの」が体に悪いものが多いのか、いつから「キレイの概念」がかわってしまったのか、が気になります。
「細いほうが美しい」という価値観も、どうしてそんな価値観になってしまったのか。
若い頃は無理してでも、おしゃれを優先してきたところはあるけど、アラフィフの私にとっては、おしゃれよりも、体が心地よいことの方が大事!!
ホント、常識を疑ったときに、見えてくることってありますよね。
byコラムニスト・ひかり