よく「運命の人に出会いたい!」と言う人がいるものですが、実は出会っていることもよくあること。
というのも、出会う人、一人一人は何かしらのご縁がないと出会える相手ではないからです。
この1億以上いる日本の人口の中で、同じ時代に違う性別で生まれ、出会える距離の地域に住んでいて、まだお互いに結婚もしていないで、出会うというのは、かなりの確率です。
そこには、やはり人知を超えた力があり、偶然であり必然なんですよね。
だからって、その運命の人が“結婚する運命の人”かどうかは、話は別。
でも、今、出会うべく人に出会うようになっているので、たとえ付き合わなくても、結婚しなくても、そのときに出会ったということはお互いにそれなりに“学び”があるから出会っていることもあるのです。
だったら、その学びを得た方が人生というレベルにおいてはいいことですし、その学びを得て、成長することでより自分の波動が変わり、運命が変わることもあるものです。
人と関わることを通して、“自分を知る”こともあるもの。
だから、「それを教えてくれる人と出会う」こともあるんですよね。
もし相手のことを好きになれない場合でも単に悩むのではなく、「自分が本当に好きな人はどういう人なのか」「自分が求めている相手はどんな人なのか」をきちんと考えていくと、自分をさらに知ることができます。
それはその好きになれない男性と出会うことで気付くこともありますしね。
だから、単に「タイプじゃないから!」とさっさと縁を切っていたら、もったいない。学び切っていないですしね。
縁をつなげようと、学び切ったときには、どっちみち縁は切れるものなのだから。
今、出会っている人は、みんな、“運命の人”だと思って、その人から色々なことを学びたいものですね。
byコラムニスト・ひかり