独身で不倫をしている人にとって、不倫相手の妻というのは、「彼と離婚してくれない憎き相手」なのかもしれませんが、自分がいつか妻になって、夫に浮気をされたときに初めて、自分が今までしてきた罪を理解するときがくるのかもしれません。
人というのは、愚かなもので、自分が相手と同じ立場になってみないとその痛みが分からないことも多々あるものなんですよね。
自分の立場でしか物を見られないと相手の気持ちに気付かないまま、ヒドイことをし続けてしまったり、とか。
明石家さんまさんの名言に、「優しさを持った人は、それ以上の悲しみを持っている」というものがありますが、苦労をして、それを乗り越えてきた人ほど人に優しかったりしますしね。
スピリチュアル的なことで言えば、みんな前世からの“カルマ”を抱えていて、前世で人にしてしまったことを今世では自分が人にされる、(逆に今世でしてしまったことは、来世で人にされる)なんてことも言われるものです。
嘘か誠かは分かりませんが、もし人にひどいことをされたときは、「前世では同じことを、相手にしてしまったかもしれない」と考えてみるのもいいかもしれませんね・・・。
それで仕返しをしないでいたら、カルマが解かれることもあるから!
自分の置かれた環境、出会う人、起こる出来事は偶然のようで必然。 しかも、今よりも一歩成長するために起こっていることも多いもの。
自分勝手な言動で人を傷つけている人は、来世で同じことをされないためにも、今世で改善できるまでに成長していたいものですよね(苦笑)。
結婚している素敵な男性と出会い不倫のチャンスが出てきたときは、ある意味、「神様からのテスト」であり、「悪魔の罠」かもしれません。
それをクリアできたら(不倫しないで踏みとどまれたら)、その学びからは、卒業となるから!
だからこそ、どんなに相手が素敵な人で不倫ができるチャンスがあっても、関係ない人(妻)を不幸にする行為をしたらダメ!
不倫相手のズルさ、自分勝手さにも気付かないとダメ!
そして、自分の弱さにも気付かないとダメ!
いつか自分が人にやったことは、自分に返ってくるものだから。
byコラムニスト・ひかり