「相手を求める」気持ちを、「愛」だと勘違いしている人が、意外といます。
だから、依存体質な人ほど、「相手を愛している」と勘違いしがちなんですよね。
実際は、そこにあるのは自己愛。相手は自分にとって“都合がいいから好き”なだけで、それは本当の愛ではありません。(※相手が好み、というのも、自分の気持ちをトキめかしてくれるから、都合がいいのです)
愛というのは、相手が自分にとって、都合が悪くても、好きでいることだから。
そして、本当の愛は、「求める」ものではなく、「与える」もの。
だから、相手の気持ちを差し置いて、ただただ求めているうちは、本当の愛とは程遠いんですよね。
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「好きだ」と言われれば言われるほど、何かを奪われそうな気になり、すごく居心地が悪くなった経験がある人は、意外といるかもしれません。
(※特に相手が自分のことをちゃんと知っているわけではないと感じる場合)
結局、そういう口説き方をする人は、「好きだ」と言っておきながら、相手と付き合うことでの“自分のメリット”ばかりを見ているし、心では、「愛をくれー」「もっとくれー」と言っているように思えてしまうんですよね。
だから、言われれば言われるほど、なにか、奪われるような気になるというか…。
“愛を求めるタイプ”は、いつだって自分目線です。だから、相手の気持ちが見えていないことも多いもの。それで、「自分がこんなに好きなのだから、受け止めてほしい!」なんて思いがちです。
自分がどんなに好きだろうが、勇気を出して口説いているだろうが、そんなことは相手にとって関係あることではありません。相手に好かれたければ、相手を喜ばせないといけないんですよね。
なによりも、人と距離を縮める秘訣は、「相手をよく観察し、フォローしたりしながら、信頼関係を築く」ことなんですよね。だから、自分目線だけではなく、“相手目線”でも見られるようになることが大切なんですよね。
そうなったときに、本当に相手の心を掴めることもあるから!
byコラムニスト・ひかり