■出会う相手は必然!
出会いというのは、不思議なもので、自分が成長するために必要な相手と出会うようになっているし、逆にその人の成長を衰退させる人とは、なかなか出会わなくなるものなのだと思うものです。
例えば、本当の愛を理解しつつある人に、自己愛の恋愛しかできない人はくっつきにくくなるもの。
そういう相手を魅力だと思わないこともあるでしょうし、逆に本当の愛を学びつつあるのに、逆戻りにしてしまうこともあるからです。
それは、神様も望んでいない、というか。
この世にある恋愛は、本当の愛とはかけ離れてしまっているものが多い。
親が子供に抱く愛が、本当の愛とは思われがちだけど、実際は、子供を自分の分身として思い通りにしたい人、子供を手放したくなくて、子供の自立を喜べなくい人、さらにひどいケースになると、虐待する人までもいる。
愛を学ぶことために大切な経験が、必ずしも、恋愛、結婚、育児でもないんですよね。
その人が一番磨かれる方法で、人との縁も与えられている。
それが「一人の時間」である場合もある。
実は以前、あるスピリチュアルな方に「スピリチュアル的な覚醒すると、覚醒していない人とは結婚してもうまくいかなくなるよ」と言われたことがあります。
確かにこの世界とあの世での価値観は、180度違いますしね。
私自身はまだ覚醒をしていないし、それをしてしまうと、日常的なリアルなコラムが書けなくなるから、することを避けているところもあるのですが(単に覚醒レベルに達してないとも言える・笑)、個人差はあるけど、人は誰もが、“目覚め”の方に進んでいるから、先ほどの縁の観点から言っても、それを逆走するような恋愛はしにくくなるし、そういう相手との縁はできにくくなるのかも。
特に私のコラムを好んで読んでいるような方々はスピリチュアル的なことにも違和感なく受け入れている人も多いでしょうしね。
だからって、「恋人にするなら、覚醒している人!」なんて言っているわけでもなく(笑)、ただただ、自分が魂の目覚めの方向に進んでも、それを妨害しない人である方がいいとは思うし(※魂の目覚めと言っても、悪徳な宗教にはまったり、心の弱さからスピリチュアルにすがったりすることではなく)、スピリチュアル的な思想はなくても、「この世界のため、人のために、自分を役立てたい」と思って日々を生きている人の方が価値観は合うでしょうね。
(※↑人のためと言っても、自己犠牲精神ではなく、自分にも人にも愛を持てる人)
ただ、スピリチュアルな世界というのは、女性の方がすんなり受け入れやすいだけあって、会社は男社会だし、その価値観を刷り込まれてしまった人が多いからこそ、なかなかパートナーを見つけにくい、というのもあるかも。
現実主義になりすぎている人は、スピリチュアルな話に引く人も少なくないですしね。
ただ、そういう私自身もスピリチュアルな思想はありつつも、「現実と向き合いながら、“本当の自分”ともつながっているバランスの良い人」が好きなんですよね。
現実そっちのけで、スピリチュアルにハマっちゃう人はむしろ苦手。このバランスの良さを持っている人って、意外と少ない…。
何はともあれ、スピリチュアル的な観点で見ても、今は、目覚めのときと言われているだけあり(&目覚める人と目覚めない人の差が出てくるとき)、スピリチュアル的に目覚めつつある人は、恋愛しにくい時代なんだろうな、とも思うんですよね。
特に日本は世界でも最も早く目覚める国になるとも言われていますしね。
だからこそ、恋人がいない人も、「出会うべき人には出会う、出会うべきではない人には出会わない、恋愛すべき人とは恋愛する、恋愛すべきではない人とは恋愛しない」と思って、自分の道を進んでいくしかないのかもしれませんね。
byコラムニスト・ひかり