■その“心の痛み”は、なに?
別れは、誰にとっても辛いものですが、その失恋相手に対する愛情が、愛だったのか、依存による自己愛だったのかで、心の痛みは違うもの。
依存の場合は、失恋に限らず、“今、成長するために必要な痛み”でもありますしね。
あと、人って、別れても、つながっているんですよね。
もう二度と連絡を取らないにしても、思い出はお互いの心に残っているし、ふと思い出すことだってありますしね。
縁が切れたと思うから、相手への喪失感があるわけで、「会わない関係」が続いているに過ぎないこともありますしね。
それが、お互いにとってベストな関係であれば、前向きにとらえた方がいいこともありますし。
■それ「自分が成長すべき痛み」かも!
実は、失恋の痛みって、「失恋そのもの」の痛みではないことも意外と多いんですよね。
「自分が成長すべき痛み」というか。
自分勝手な思い、依存心が自分を苦しめているだけで、それを手放したときに見えることもある。
逆に手放さないと、また同じようなことを繰り返して苦しんでしまう。
人って、苦しまないと変わろうとしないから、ある意味、「神様が与えてくれた、大事な失恋」だったりもするんですよね。
そんなプレゼント、嬉しくない?
いや、いや、成長したときには、そのプレゼントの大きさを実感できるはず。
痛みがあるからこそ、人は成長するもの。だから、今は辛くても、成長しちゃいましょうね!
byコラムニスト・ひかり