■今、私たちがすべきこと
現在、魂が目覚める時だからこそ、表の情報、裏の情報、さまざまな情報が溢れています。それによっては、怒りの感情に支配されることもあるでしょう。
だからこそ、そういった情報に触れるときに、まず、私たちが一番しなくてはいけないことがあります。
それは、この2つです。
「自分の機嫌を良くして、波動をあげておくこと」
「愛を心に満たすこと」
これらは、所謂、“魔の存在”が、一番嫌がるものだからです。
ここからは、あくまでも現段階の私の個人的な見解なので、それを受け取るかどうかは、ご自身で判断してください。話半分で構いません。
私たちが、怒りやストレスを私たち自身が出せば出すほど、“魔の存在”の活力になってしまうのです。
そのためにも、私たちは、いつも穏やかで愛にあふれた存在である必要があります。
(ただし、現実逃避&お人よしと、“愛にあふれた存在”は全然違います)
実は、気を付けないといけないのは、私たち自身も怒りや恐れをエネルギーにして動いていることがあります。
例えば、一昔前は、「作家は、幸せになったら、書けなくなる」なんて言われていました。今もそう思っている人はいます。
でも、それを私は否定します。
「この世界をもっと幸せにしたいと願う気持ち」からでも書けるのです。
その祈りの込めた思いがエネルギーになるからです。
ただし、受け手の方がまだ怒り、不安を原動力にしている場合は、そんな愛のこもったものよりも、怒り、恐れを元に書かれたものに惹かれるかもしれません。
現に純文学の名作には、主人公がモヤモヤしているようなそんな作品も少なくないし、そういうのを求めている人は、多くいますしね。
自分が負の感情を抱けば抱くほど、そういったものを求めるようになり、それが自分を陥れてしまうこともあるので、まずは自分自身の心の在り様こそが、大事なのです。
■もっときちんと状況を見ることが大切
短絡的に物を見てしまう人は、「このグループは悪人だから、全てダメ」と単純に考えすぎたり、「このグループは善人だから言うことを信じよう」と自分で考えずに、人に依存し、信じたりしてしまいがち。
(※ここでは、具体的なワードは使いませんが)
そこに落とし穴があります。
特に、「このグループは善人だから言うことを信じよう」というグループの中に、魔の存在が潜んでいることもあります。同じグループを装って。
逆に、「このグループは悪人だから、全てダメ」の中に、善の存在が入り込んで守ってくれていることもあります。
(相手の手の内を知らなければ、守れないこともあるでしょうし、その魔のグループだと言われている日本ならではの“ある特別な存在”がいるからこそ日本が守られている、と言われています。魔のグループすら一目置く、最強の存在なのだとか。だから、今までもその存在は、彼らに攻撃されることはなかったわけです。仲間だから攻撃されなかったわけではなく)
だから、「短絡的に考えてはいけない」ということです。
それによっては、悪の存在に紛れ込んでいる善の存在を私たちの手でつぶしてしまうこともあるからです。
(とはいえ、私たちが誤って潰せるほど、微力ではないとは思いますが)
そういうのは、自分たちが相手を見て、きちんと判断した方がいいでしょう。
愛の溢れる人は、言葉、行動、雰囲気、全て<優しい>から!(※気弱とは違う本当の優しさですよ)
■嘘が広まる仕組みとは
この世界の真実は、本当にトップのトップでないと分からないところも多々あるんですよね。
例えば企業でも、おそらく90%以上の人は「上司の命令だから、そういうもの」だと思ってやっているところもあるでしょう。(だからYESマンほど、トップにとって使いやすいから出世する)
その上司だって、さらに上の上司の命令だから、同じような気持ちであるものです。
残念ながら、会社というのは、社員が「これは仕事だから、仕方ない」「会社の命令だから、やるしかない」といって、責任転嫁できる環境になっています。
(逆に上司の命令に逆らう人は、会社員として働き続けることは難しいものです)
支配したい人たちは、そういうシステムをわざと作り上げたのでしょうしね。
例えば、一番上のトップが嘘つきだとしても、その下の人たちは嘘をついているという認識すらなければ、(それが上司の命令だし、正しいことなのだと信じていたら)平気でその嘘を広めることができてしまいます。
そして、下に行けば行くほど、お客さんに一番近い存在になり、そういった人たちは、本当にそれでいいのだと信じているから、お客さんもダマされやすくなるのです。
これはある意味、ネットワークビジネスと共通点があります。
ネットワークビジネスもその会社の内情を知っている経営陣がお客に営業をする、というよりは、“代理店という名のお客さん”が自分の友達に商品を売っていきます。
その“代理店の人”だって顧客でもあるので、その商品のことを信じているのです。
だから、たとえ、残念な商品であっても、新たな顧客は、その代理店の人の「商品を信じる気持ち」から疑うことなく、購入してしまうところがあるのです。
更に言えば、ネットワークビジネスは、「お友達に売ること」が多いもの。それはどういうことかというと、それを購入する人は、“その商品そのもの”よりも“その友達を信じる気持ち”から(「彼女がいいと薦めるのであれば、いい物に違いないのだろう」と思うから)購入することが多いのです。
つまり、その人を購入に導くには“一番最適な営業マン”となるのです。(会社の人間が営業するよりも)その人のことを信じているのだから。
だから、たとえ大した商品でなくても、ネットワークビジネスでどんどん商品が売れてしまう、なんてこともあるんですよね。
それと同じように、この世界で裏情報を知っている人は一握りです。
(今やツイッターで調べれば色々と出てきますが、そこまでする人も一握りかもしれません。
大体は情報に対して、自ら調べたりせず、受け身な人が多いです)
だからこそ、多くの人が、これでいう“代理店という名のお客さん”のような立ち位置でもあります。
(真実を知っているわけではなく、その会社のことを信じて活動している)
だから、先ほどの話に戻ると、「そのグループは信用できないからみんな悪人だ」と思ってしまうのは、短絡的なのです。
多くの人が、「加害者であり、被害者である」こともあるからです。
もちろんあなただって、会社員である限り、その可能性はあります。
だからこそ、裏情報を知っている人も、そういった人たちを単に責めるのではなく、「眠りから覚まさせ、救えるような行動」が必要なのです。
それが「愛の力」です。
恐れや怒りから攻撃するのは、やり方が間違っているのです。
そのやり方はむしろ、その“被害者”のうしろに隠れている
魔の存在が喜ぶ行為になってしまう恐れがあるのです。
(さらに言えば、魔の存在は、攻撃されればされるほど、喜々する可能性もあります。私たちと価値観とは、真逆の人たちなのです)
私たちはもっと冷静に物事を見られるようにならなくてはいけません。
そして、情報に振り回されることなく、自分の目で見て、信じるものを判断しなくてはいけません。
そして、心の強さを持つ「愛の力」で世界を変えていかなくてはいけません。
それが、私たちがこの世界に生まれて、学ばなくてはいけないことでもあり、(&この時代に生まれてきた意味であり)「私たちの魂にとって、必要な学び」なのです。
怒ること、恐れること、そんなものは簡単なんです。
そうではなく、そういった感情をきちんと変換して、「愛のパワー」に変えることが大切なのです。
これは、私たちの戦いでもあります。
魔の存在だけでなく、“自分(の弱さ)との戦い”でもあるんですよね。
それがクリアできたとき、私たちがずっと夢を見てきた次のステップが訪れるのかもしれませんね。
byコラムニスト・ひかり