■トラブルによって学べることも!
トラブルを起こしたくなければ、トラブルの元を知っておくのって、すごく大事なことなんですよね。
例えば、自分から悪口を投げかけたら、相手からも悪口が返ってくるもの。
だったら、悪口なんて言わない方がいい。
言いたくなったら、“恨み帳”に綴るなり、穴を掘って叫んだりするなりした方が、むしろいい。
よくないことは分かっているのに、つい悪口を言ってしまう人がいる。
そう言う人は、それをすることで“お菓子のおまけ”のように、「もれなくついてくるもの」を、まだ分かっていないんですよね。
あなたが言いたくなって、言ったらスッキリした、その悪口、タダでは済まないから・・・。
逆に、人から悪口を言われたとします。
例えば、自分に「ブス!」と言ってくる人がいたとします。
自分をブスだと思わなければ、「へ?なに言っているの?」で、済むんですよね。
それを真に受けてしまうと、傷ついてしまうわけで。
結局、その言葉に力を与えてしまうのは、自分自身なんです。
だったら、そんな言葉、無視すればいい。
それ以上に、自分がブスだと、劣等感を持つことの方が問題だったり……。
そうすると、その言葉を受け入れてしまいますしね。
ちょっとした問題が大きなトラブルにまで発展するのには、必ず理由がある。
火の粉に過ぎなかったものが、大火事にまでなってしまったり。
だから、火の粉を大きくしないことが大切なんですよね。
自分が火の粉を作らないことはもちろんのこと(=悪口を言ったり、意地悪をしたりしない)、相手の火の粉を大きくしないことも大切(=相手の意地悪に対しては、反応しないこと、もしくは冷静に対処することが重要)。
実は、トラブルを通して、私たちは磨き合っているところもあるんです。
トラブルが起こらないと学べないことって、あるんですよね・・・。
(意地悪をされないと、自分が人に対して意地悪をすることのひどさに気付けなかったり・・・)
でも、トラブルが起こらないことに越したことはないから、まずは火の粉(トラブルの元)には気を付けたいものですね。
byコラムニスト・ひかり