忙しいと余裕はなくなってくるものですが、そんなときこそ、相手に気づかいができるどうかで「大人度」が問われるものですよね。
だって、自分が忙しいことなんて、相手には関係ないのだから!
忙しい自分にとっての10分と自分以外の人の10分は、同じ価値だということに気付かず、平気で遅刻をしたり、リスケをしたり、一緒にいる時間も「忙しい」と愚痴を言って、つまらない会話をする人などは、やはり視野が狭いもの。
時間って誰でも平等に1日24時間与えられているから、それをどう使うかは、自分次第。
どんな理由であれ、最終的に自分の意思でその仕事をしているのであれば、自分の時間をそれに費やしているのは、自分自身なんです。
時間は見えないものだけど、これが「お金」だったら、どうなのだろう?と思う。
「時間」を「お金」に置き換えると、「時間がない」と嘆いている人は、与えられたお金を自分の意思で使っているにもかかわらず、被害者意識を持って、「お金がない」と言っているのと、そう変わらないのかもしれない。
要は、聞いている方からしてみたら、「知るか!」なんですよ(苦笑)。
自分で自分の時間を自分の意思で、そのように使っているからでしょ?って。
囚われの身じゃあるまいし!
本当に嫌だったら、転職でも何でもすればいい。
もちろん仕事が忙しくて会えないときは、相手に「気がない」と勘違いさせないためにもきちんと理由を言う必要はあるもの。
ただ、それでも、結局は、「時間は作るもの」だし、もしその会社がブラック企業なのだとしたら、そこで働くのを選んでいるのも、また自分ですしね。
被害者意識を持つから、本来、楽しい会話をするべき相手にも「時間がない」なんて愚痴るわけで。
もちろん、仕事は大事だから、相手が仕事が忙しくても「会いたい!」なんて無理を言うのは、またもやお子ちゃまだし、そんな人とは付き合っていられないだろうけど、せめて、せっかくの会えた時間は愚痴らず、楽しいひとときを過ごしたいものですね。
何度も言うように、自分が忙しいことは、相手には関係ないことですよ!
byコラムニスト・ひかり