■地球の男に飽きた?
ピンク・レディの「UFO」の歌詞には、 「地球の男に飽きたところよ AH♪」 といった歌詞がありますが、 恋愛を切り口に 愛とはなにか?を追求していくと、 だんだん “地球の恋愛”に飽きてくる ところもあるんですよね。
そんなことを言うと、なんとも 宇宙人的な発想ですが(苦笑)。
もし本当に、地球はまだ幼い国で 宇宙にはもっと波動の高い 宇宙人たちが住む星があるなら、 一度、その宇宙人たちの恋愛というのを 覗いてみたいものです。
地球的恋愛は、全ての人がそうだとは言いませんが、 恋愛関係になると(もちろん結婚してもですが)相手を自分のものといった、“所有物”の感覚を持つ人ってすごく多いような気がします。
そして、自分の幸せのために 相手を利用することがあっても、 「“自分のもの”なのだから、 それくらい当たり前のことだろう、 パートナーなのだから」 みたいな甘えを持つ人って 意外と多いような気がするんです。 それは男女ともに、ですが。
以前、コラムで、 結婚に向いている人は、 「家族との関係を最優先できる人」 ということを書きました。 それは事実だと思うんです。
でも、そもそも本当の愛があれば、 自分のために相手の可能性を 潰すのは良くないことだとも思うから、 お互いに相手を思いやることも必須なわけなんですよね。
それが分かっていない人と 結婚してしまうと、 「あなたは、家族を大切にしていない!」 「家族との時間を優先にしていない」 なんて話にもなってしまうことも。
もちろん、 「私には夢があるから、 家族のことを二の次にします」 というのも違う。
でも、お互いに家族が一番だけど、相手の夢を壊すのも違うから、上手に折り合いを付けていこうと思わない限り、うまくいかないだろうなぁって。誰もが皆、自分に与えられている使命、そして生きがいだってありますしね。
それをただただ犠牲にして 家族を最優先に、 というのも、何か違う。 折り合いの付け方ってありますからね。
■結婚制度に合わない人が増える理由
束縛、独占、所有化、 そんなのが当たり前の 結婚制度だからこそ、 「合わない」と感じる人が出てきても おかしくないのかもしれません。
本当の愛を分かれば分かるほど、 「なんか、違う」という 違和感を感じる人って いると思うんですよね。
本当の愛って、本来は「相手を自由にさせる」ものだから。
それでも相手を信じ、 相手の気持ちを大切にし、 関係を育んでいく、というか。 (もちろんお互いにね。 ただただ自分勝手な人を 自由にさせることを 推奨しているわけではありませんよ)
人の心は縛れない。 でも、法律では 婚姻関係は 相手を縛り付けることができる。
現段階では、 縛り付けないといけないくらいに、 本当の愛を持っていない人が 少なくないから、仕方がないことなのかも。 自由だと、すぐに 自分の都合が悪くなると 他の人のところに行っちゃう人とか いるでしょうしね(苦笑)。
そういう人って 誰に対しても愛情を 注いでいないんですよね。 自分のことだけが好きだから。
浮気性に限らず、 自分の理想の家族の形、 パートナーの在り方を押し付ける人とか いろいろな人がいるものですが、 結局のところ、本当の愛を持っていない人と結婚するのって大変なことなんですよね。
それに耐えられるのが いい夫、いい妻だと思われがちだけど、 本当にそうなのだろうか。 根本的に何かが違うと思ってしまうんですよね。
■宇宙人の結婚とは?
嘘か誠か、 バシャールという宇宙人の星では、 「全ての人と結婚しているようなもの」 という関係性である、 なんて話を聞きます。
つまり誰に対しても 無条件の愛を注げるって ことなんですよね。 自分のパートナー(=自分のもの)だから 優しくするのではなく、 誰に対しても、自分のことのように 大切に思い、 ただただ愛情を注ぐ。
(お互いに) そんな人間関係が持てたら、 どんなに楽で幸せだろう・・・。 孤独とは無縁の日々を 過ごせるだろう。
理想論? でも、地球人がまだ、それだけのレベルに至っていないという話かもしれませんよ?
「でも~」「だって~」と そんなことばかりを言っていると、 「地球の男(女)に飽きたところよ♪」と言われちゃうかも!?(笑) (by「UFO)
今は、目覚める人が多いほど、 結婚しにくくなる時代でも あるのかもしれませんね。
byコラムニスト・ひかり