■価値観が二極化している今…
スピリチュアルの能力をもつ人たちの多くが、「今後、人は二極化していく」とおっしゃっています。
「目覚めている人と目覚めていない人とで、住む世界が変わってくる」なんてことも。
現に今、ツイッターなどを見ていても、本当に二極化しているんですよね。今後起こり得る世の中の変化に対して肯定的な人と否定的な人とか。
表のメディアには出ていない話に対しても、「そういうこともあるかもな」と思える人と頑なに「そんなことはない!」と思う人の違いは何だろう?と思うと、最終的には、「最後は、大いなる源(本当の自分)につながっているかどうか」なのかも?と思うところがあります。
以前、本か何かで、「大いなる源(ハイヤーセルフ)とつながりがある人ほど、スピリチュアルなことや天然石などに興味があり、目に見えない世界を見ようとする」みたいなことを読んだことがあるんです。
でも、そのつながりが薄い人にとっては(※でも、みんなつながっているんですよ?)そういうのが、さっぱり分からないようなんです。
例えば、幽霊が見える人と見えない人では、見える人は「幽霊はいる」と思うけど、見えない人にとっては見えないから「いない」と思う人もいるわけで。
(私自身は、幽霊を見えないけど、“見えないこと”に関しても、なにかを感じている、知っているという感覚があるんですよね)
だから否定している人にとっては、そういうものを語る人に対しては、「スピリチュアルに逃げて、現実逃避している」ように見えてしまったり。(もちろん、中には、そういう人もいますが・・・)
◇
「ハイヤーセルフ=大いなる自分」で、それとのつながりがある、ない、というのは、「大いなる自分と対話しているか、していないか」の違いのような気がします。
実際に会話をすることもありますが(質問を投げて、答えをもらうような)、大事なのは、もっと“大いなる自分”が言っている声を聞くってことなんだと思います。
受け取る気持ちでいると、自然とメッセージが心に入ってくるというのか。
◇
私自身はコラムを書いている時は、普段の自分とはモードが違うので、いつもの自分では思っていないようなことが下りてくることが多々あるんです。
(ホント、「下りてくる」という表現が一番しっくりくる感じなんですよね)
だから、自分で書いていながら、「なるほど!」と自分の文章に教わることもあったり(笑)。
さらに、私が何となく感じていることを他のスピリチュアル系の人も同じように感じていることに出くわすこともあります。
例えば、私は少し前から、「今後は、結婚制度が合わなくなる人が増えてくる」ということを書いていますが、同じようなタイミングで同じようなことを言っているスピリチュアルな人がいたりとか、他にも似たようなことがあるのですが、そういうときは、みんな同じ“大いなる存在”につながっているからこそ、下りてくるメッセージが同じなのかもしれない、と感じることがあるんですよね。
おそらくハイヤーセリフがつながっている“大いなる存在”は1つだから。
自分→自分のハイヤーセルフ→大いなる存在(同じ)
相手→相手のハイヤーセルフ→大いなる存在(同じ)
という感じ。
もっと気持ち悪いことを言うと(笑)・・・
場合によっては、“相手の深い部分”とつながるときもある、と感じているんです。(これは相手のハイヤーセルフなのか・・・)
それで相手の本心が見えるのだけど、相手は自己とのつながりが薄いから分かっていなかったり。
(それで言えば、以前、スピリチュアルな人に「あなたがインタビューするときは、相手の“表面とは違う部分”を見る能力を使っている」みたいなことを言われたことがあるのですが)
それでつくづく思うのが、自分の本心が見えていない人(=ちゃんと自分と繋がっていない人)って意外と多いなってこと。
そういう人は、“生身の自分の思考”ばかりに頼ってしまうから、頭で考えて、「心とは違う行動」をしてしまう、というか。
(簡単に言えば、「好き、嫌い」よりも、「損か得か」を判断基準にしてしまう)
更に言えば、本当は自分の心にある闇に気付かなくてはいけないのに、(気付いたら、それを光に変えられるから)気付かないまま、闇を大きくしてしまう人も少なくないんですよね。
(一見、いい人でも、劣等感や嫉妬で闇を大きくしている人は少なくないですしね)
だから、自分のことを愛せないし、人のことも愛せる余裕がないことも。
でも、私が「あなたの心に闇があるよ」なんて言っても仕方がなくて、本人が自分の心を見つめて、(&本当の自分と繋がって)闇に気付くしかないんですよね。
◇
話を戻すと、今後は人の住む世界が二極化していくからこそ、自分が目覚める道を進むのであれば、相手も目覚めている人を選んだ方がいい、とは思っています。
おそらく目覚めていない人からしたら、目覚めている人の言っていることは「さっぱり分からない!」となるから、目覚めていない人も本音を言いにくくなるし、目覚めていないほうも理解できなくてうまくいかなくなってくるところはあるでしょうね。
ただ、完全に二極化するという2021年の冬至にはそもそも出会わなくなってくるし、今、付き合っていても別れる人も出てくるかもしれません。
それも含めて「相性」なのだと思うものです。
ある意味、「価値観の不一致」ですしね。
これから重要となる相性は「どれだけ目覚め度合いが似ているか」といっても過言ではないかもしれません。
できることなら自分も目覚めて、「目覚めている人」をパートナーにしたいものですね。
Byコラムニスト・ひかり