波動ってなに？多くの成功者が「波動は大事」と言い始めたのは、なぜか(1)

■今、波動が注目されている！

最近、「波動」という言葉を目にする機会が増えている人は、多いのではないでしょうか。例えば、タレントでモデルのローラさんが、ツイッターで「波動」という言葉を使い、話題になりました。

＜きっとね波動なんだよ💕人間の波動を高くすることが、人間の本来の生きる意味を理解する事ができて、自然と共存する愛にあふれる未来になっていくとおもう🌱🐘🐋🕊🐈‍⬛　急がなくちゃ💦＞

https://twitter.com/RolaWorLD/status/1391828107410042881?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1391828107410042881%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fmyjitsu.jp%2Farchives%2F279691

スピリチュアルの知識がない人が「波動」という単語を聞くと、「怪しい」「宗教？」と怖れてしまうこともありますが、随分前から「波動」は、多くの経営者、成功者に注目され、「波動を上げることが、幸せになる秘訣」だと言われています。

そもそも「波動」とは何なのでしょうか？また「波動を上げる」ためには、どんなことをすればいいのでしょうか。

■「波動」とは、何なのか

波動は、3次元の世界では、目には見えないし、存在していないものと思われがちですが、もっと上の次元……5次元以上の世界では、“存在しているもの”だと言われています。実は、「波動」を理解するためには、3次元ではなく、5次元以上の視点を持つ姿勢でいることが大切になってきます。

色々な書籍で、波動について、このような説明がされています。

＜いのちにもそれぞれの周波数（＝波動を数値で表現したもの）があって、波を発しています。

すべてのものには、波動があります。

すべてのものは、常に動いています。

あらゆる現象が、波動という観点で、解説することができます。

波動とは、空間のある一転での状態の変化が、次々とある一定の速度で伝わっていく現象とも言われています。

私たちの心、身体、魂には、固有の振動数、周波数があって、気＝エネルギーが合うと共振します。震えて響き合うのです＞

（書籍『波動の秘密』精神科医　越智啓子著、徳間書店刊）

＜波動とは一体何なのかと申しますと、万物には全て固有の振動数があると言われていて、それぞれの個性や霊格によって、放つバイブレーションの質が変わってきます。＞

（書籍『スピリチュアル系のトリセツ』（辛酸なめ子著、平凡社刊）

＜この世界のあらゆるものが「波動」を発しており、お互いにそれを感応しながら生きています。（中略）同じ人でも、軽やかな気持ち、いい気分でいるときには、「いい波動」が出ていて、それが「いい現象」を引き寄せます。＞

＜波動は、「出すぞ！」と意識しなくても、自動的に出てしまっています。

あなたの中心、つまり「心で思っていること」が波動となって、あなたから自動的に発信されているのです＞

（書籍『神さまとの直通電話』キャメレオン竹田著、王様文庫刊）

つまり、波動は、人間に限らず、全てのものにあるものであり、人間の場合は、心の中にある「思い」によっても、波動の高さが変わるようです。

3次元の世界にいると分かりにくいものではありますが、5次元以上の世界の視点になると、思いも波動も「存在している」と認識されるものです。だから、強く念じる「祈り」は、たとえ見えなくても、現実世界（3次元）に作用を及ぼすほどのパワーを持つと言われています。

それはどういうことかというと、例えば、2次元では円に見えるものでも、3次元では円柱だったり、円錐だったりしたら、2次元では同じ〇（丸）の形に見えても、3次元による影響は違うはずです。3次元で真横から見たら、△（三角）と□（四角）なので、例えば、風が吹いたときに受ける影響は変わるでしょう。

でも、2次元の視点にいる限りは、「なぜ、同じ形なのに、風の影響にここまで違いが生まれるのだ？」と疑問を抱くのだと思うのです。

それと同じように、3次元の私たちは、5次元では“存在する”であろう波動に影響を受けていても、見えないから、単に「運がいい、悪い」といった、運のせいにしまうところはないでしょうか。でも、そんな“受け身的な原因”ではなく、実は、“自分が発している波動”による影響なのかもしれません。

ただし、次元が上がれば上がるほど、“宇宙的な価値観”になるため、人間的な「いい、悪い」というジャッジはなくなり、「ただただ自分が投げかけたものが、自分に戻ってくる」という“宇宙の法則（仕組み）”に過ぎないとも言われています。

つまり、波動の高い行いをすると、それと同等の出来事・ものを、逆に、波動の低い行いをすると、それに同等する出来事・ものが返ってくるだけのことなのです。つまり、ただただ「自分が投げたものが返ってきている」に過ぎないのです。

何かが存在すれば、ないことにはならないので、当然のごとく、何かしらの反響を与えるもの。つまり、自分から自動的に出て“存在している”ものが、高い波動なのか、低い波動なのかによって、返ってくるものが変わるというわけです。

だから、いいものを引き寄せたければ、日ごろから高い波動を発していたほうがいいというこのです。

『神さまとの直通電話』では、波動には「同じ波動同士が磁石のように集まる」という特徴があると書かれています。

＜あなたから幸せな波動が出ていれば、あなたの周りに幸せなことが集まってきます。

あなたから、不安な波動が出ていれば、あなたの周りに不安なことが集まってきます＞

結局、幸せになるためにも、「自分の波動を上げ、いい波動を発せるようになったほうがいい」ということなのです。

では、波動を上げるためには、どうしたらいいのでしょうか？（2）で紹介します。