■思いを込めると、必ず伝わる!
人が多く通りがかるところに飲食店を出すのは、飲食店として成功するための秘訣でもありますが、本当に「そのお店ならではの魅力」があれば、ファンになった人たちがわざわざ食べに行くようになるものなんですよね。
先日、友達の誕生日だったので、ランチを食べに行ったんです。
ただし、日にちが近々で決まったので、お気に入りのお店は満席で予約が取れず。
いつもは、銀座、表参道、東京とか賑わいのある街を選ぶことが多いのですが、エリアを広げたら、ある素敵なお店を見つけ、予約することができたんです。
JR総武線の信濃町にあるお店なのですが、行ってみたらお店は満席!
家族連れ、ご年配のグループ、デートのカップルなど、客層もさまざま。
私はオズモールから予約をしたのですが、隣の席のご年配の方々は、常連客のような感じでした。
料理は、前菜からメイン、デザートまで1品、1品、ビジュアルが美しく、素材を生かした丁寧な料理になっていて感激。
どれも本当においしかったんです。
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ちなみに、そこのランチコースは魚&肉料理がメインで出るのですが、私は最近、お肉が苦手になってきたので、事前にダメ元で「肉料理を魚料理に変えられないか」と聞いてみたんです(W魚料理になりますが・笑)。
そうしたら、快くOKしていただきました。
それだけでなく、テーブルの上に「本日のお品書き」があって、私のには、魚料理に変えられたものが置かれていたんです(わざわざ作ってくださったんですよね)。
その細やかな心遣いに感激してしまいました。
そして、そのお品書きには、こういった言葉も書かれていました。
「料理人は素材に感謝をしなければならない」
そういう思いがあるからこそ、より素材がイキイキとしていると感じたものでした。
ちなみに、私がこのときに行ったお店は・・・「一ツ木町倶楽部」です。
(本当は内緒にしておきたいのだけど・・・応援もしたくなる素敵なお店なので、ご紹介します!)
オズモールで予約できました。
https://www.ozmall.co.jp/restaurant/6331/
このときのコース料理(1ドリンク付き、5000円コース)はこういった感じでした。
(料理の内容は、その日の仕入れによって変わるようです)
「一口のお楽しみ」
エスプーマの中には、バターソテーしたきのこ。底には魚介のムースのようなものが。
お替りしたくなるほど、美味しかったです。
「本鮪とアボカドのサラダ仕立て」
トマトの酸味と鮪が合うんです!
「鹿児島産天然真鯛のカダイフ巻き 焦がしバターソース」
バターの香り豊かで、パリパリ食感の麺がアクセントになっていて美味。
「平鱸(ひらすずき)のポワレ フヌイユソース」
珍しい平鱸(ひらすずき)。高級魚です。
シラスともに食べるのが、珍しいですよね。
フユイユは、ウイキョウ(フェンネル)のことのようです。
W魚料理でも、全然違う味わいなので、どちらも楽しめました。
(※お友達の肉料理は、「子牛のソテー」でした)
「トリュフ風味のショコラテリーヌ」
お友達のほうは、バースデープレートを付けてもらいました。
「小菓子」
たこ焼きの見た目の可愛いプチシュー
(これに、乾杯ドリンク、コーヒー、焼き立てパン付き)
ホールのスタッフの方も、一品、一品、丁寧に説明してくださり、ホスピタリティのあるサービスでした。
思いを込めた料理って、やはり違うし、きちんと心にも届くものだなぁと思ったものでした。
それは、料理に限らず、私たちの仕事もそうなのかもしれませんね。
とても素敵なお店でしたよ。
大切な人と過ごしたいときにオススメです。
byコラムニスト・ひかり
(※2023年2月の情報です)