目先のことではなく、もっと“人生というスケール”をさらに超えてこの世界を見ていくと、見えてくるものがあるものです。
この世界は、もともと従来ある(上っ面の)幸せの価値観に人々が洗脳されて成り立っている。
お金持ちになること。
モテること。
人気者になること、
出世すること。
本当に必要なのだろうか?
ただただ楽しく生きていければいい。自殺して、自ら死んだらだめだけど、生きなきゃいけない理由も、実はあるようでない。
長生きがいいわけでもない。 自分が愛する人以外の求愛は、必要ない。
食べきれない食べ物や身に付けることのない装飾品までは必要ない。 食べていける程度のお金と屋根のある部屋があれば、生きていける。
名声がなくても幸せでいられる。
もし、極端な疑問を投げかけるのであれば・・・・
・結婚しなきゃいけない?
・子供を作らなきゃいけない?
なぜ?
そもそもこの地球に人間は絶対に必要な存在なのだろうか?
こんなに地球を痛めつけているのに?
人は何のために生きるのか。
何の役に立つのか。
誰の役に立つのか。
自分が役に立てる範囲を少しずつ、大きくしていってみるといい。
目の前にいる人のため
日本人のため
世界に存在している人のため
地球のため
宇宙のため
そうしたとき、自分がすべきことが見えてくるはず。
でも、多くの人は自分のためだけに生きようとし、人の足までもひっぱっている。
何のために生きてるの?
別に、結婚すること、子供を産み育てること、お金持ちになること、名声を得ること、出世することは、悪いことではない。
それを望んではいけないと言っているわけでもない。(※私もしたいと思っているし)
でも、それだけで本当に幸せになれるの? 「もっと!もっと!」という欲にずっと追い立てられるように何か新しいものを得ていかないと幸せを感じられない人が多い。
「手に入れられない」ということを恐れ、ずっと、追いかけている。
時にそのために、人の足を引っ張り、人を不幸にしてでも、手に入れようとする。 そんな人は、何のために生きているのだろうか?
先祖代々の家を守らなくてはいけない?本当に、その家系がなくなったら、誰が困るの? 日本人がいなくなった時、本当に世界は困るの? そもそも、この地球に人間が生きていかなくてはいけない理由なんてない。
では、なぜ、生きるのか。 どうしたら、幸せに生きていけるのか。 どうしたら、生きててよかった、と思えるのか。
その「自分なりの答え」が、自分にとっての「何のために生きるのか」の答えになるのではないか、なんて思うものです。
もちろん自分ができる範囲のことなんて高が知れている。
でも、自分はこの命が尽きるまで、生き続けることは大事。(わざわざ死ぬ必要もないし、命は大切にしないとね)
大きなスケールで見たときには、自分が生きている意味なんて、ハッキリ言ってしまえば、ないのかもしれない。
でも、どうせ生きるのであれば、少しでも自分のことだけではなく、より多くの人に「あなたが生きていてよかった」と思われるような人になりたいとも思う。
最終的には、生きる意味って、そこにあるような気がするんですよね。
あなたは、どうですか?
byコラムニスト・ひかり