あなたが本当に幸せになるためには、「自分の内側に何を持っているのか」が重要です。
嫉妬、劣等感、憎しみ、恨み、怒り・・・そんなものを自分の内側に貯めこんでしまっている人がいます。 そんな[つまらないもの]を自分の内側に入れていると本当にもったいないものです。
結局、自分の内側に何を持っているのかによって、幸せ度合いが変わってきます。それは、外側の要因もありますが、そこに影響を受けないまま内側に愛や幸せな思いがあったら、なんだかんだ言って、その人は幸せでいられます。
だから、外側の要因のせいばかりにしないで、そこ影響を受けてしまっていることに気付かないといけないのです。
もちろん人に裏切られたり、意地悪をされているのに、いい気分でいることは難しいものです。 でも、そんなときに憎しみや怒りを内側にため込んでしまったら、自分が損なんです。そこに気付かなくてはいけません。
だったら、そんな人とは距離を空けて、「そんな人はいなかった」くらいの気持ちになった方がいいし、同じ職場などで、どうしても関わらなくてはいけないような相手であれば、冷静に合理的なやり方で相手と距離が離れられる手段を取った方がいいです。(異動願いを出してもいいし、上司に助けてもらってもいいし、転職したっていいでしょう。もしあなたの方が本当に正しければ、味方になってくれる人は現れます)
やれることがあるのに具体的な行動をしないで、ただただ恨んだり、怒ったりしていたら自分が損なんです。 そんな最悪なものを自分の内側にため込んでいるのだから。
例えば、自分の内側を「バック」だと思ってみましょう。
バックの中に美味しいお菓子やカワイイグッズが入っていたら、気分が上がります。 でも、バックの中に腐ったおにぎりや臭い雑巾がはいっていたら、気分が悪くなるものです。 自分の内側が見えていないから人は平気で腐ったおにぎりや臭い雑巾を入れたままに出来るのです。
それこそバックであれば、すぐそのバックから手を離せばいいのです。 でも自分の内側にある場合は自分自身なのだから、手を放したところでダメです。ちゃんとその汚れたものを自ら捨てなくてはいけません。今、自分の内側に嫉妬、劣等感、憎しみ、恨み、怒りがある人は自分の内側を真っ黒に汚していることに気付きましょう。
自分の内側に何があるかが、大切なんです。 それは環境が、とかあの人が、とか人のせいにしたところで、自分の内側にある醜いものはなくなりません。 いや、むしろなくなりません。捨てないための言い訳をしているのだから。
それは、「腐ったおにぎりをくれる人がいるから私は持っているんです。仕方がありません」「あの環境にいるとカバンの中に臭い雑巾が増えるんです。だから私のせいではありません」と言っているようなものです。
いやいや、そんな言い訳する前に捨てましょうよ。そんな他のいいものまでダメにしてしまうような汚いものや臭いものは!
だから、ストレスを溜めすぎる人は体を壊す。 カバンの内側にどれだけ汚れたものがあるのかに気付かないままそのままにしていたら、そのカバン自体にカビが生えるのは、時間の問題ですしね。
腐ったおにぎりを手渡されても、臭い雑巾が増えても、そのままにしないで、ちゃんと捨てましょうよ!
そして、その洗剤や芳香剤になるのが、「愛」や「幸せ」、「感謝」だったりします。
愛は自分が人を愛せば愛するほど、増えるものです。幸せは自分のことはもちろんのこと、人のことも幸せにすればするほど増えていくものです。
当たり前の幸せに気付くことができれば自然と感謝の気持ちも増えるものです。 これらは、受け身で増えることを待つのではなく、能動的に増やすことが大切なんですよね。 それが増えれば増えるほど、バックだって、内側からいい香りがするでしょうしね♪
あなたの内側に、今、何がありますか?
素敵なものだけを入れられるように、日頃から綺麗にしておきたいものですね。
byコラムニスト・ひかり