■リアル引き寄せの法則とは?
幸せな人は、幸せなものを引き寄せる。
でも、それは単にスピリチュアル的なことだけではなく、その人がちゃんとそういったものを「選んでいる」んですよね。
例えば人との出会いでも、ハッピーな人が気が合う相手というのは、とてもポジティブな思考を持っている人だったり。
逆にネガティブな人と出会ってしまったときは、次に会う約束とかしないから、自然と縁が切れたり。
それを受け身的に、単に自分がHAPPYであればHAPPYなものを引き寄せると思っていると、(スピリチュアルな思考にハマりすぎている人は陥りがちな思想)同じように受け身で幸せになろうとする人と縁ができてしまったり(笑)。
もちろん心の在り方が、思考を作り、それによって行動が変わるから、心が一番大事ではあるもの。
そう考えると、スピリチュアル的な法則はもちろんあるのだけど、現実的に考えても理に適っていることって結構あるんですよね。
■どんな情報を信じている?
何を引き寄せるか、何を選択するのか、で言えば、現在、世の中に溢れている「情報」に対しても同じことが言えるのではないでしょうか?
自分はどんな情報を信じる(選ぶ)のか。
悪口というのは、エネルギーがあって、ときとして面白い意見もあったりはするものだけど、基本、不平、不満というのは、言うのは簡単。
それをどう改善するか、まで言えなければ、単なる戯言にすぎないものなんですよね。
それに影響を受けてしまっては、自分の思考すら、残念な結果になってしまうことも。
それで言うと…私は本を書く人間だからこそ、尚更思うのが、口コミのブックレビューで悪口を書く人って、やはり苦手。(自分の本について言っているのではなく、一般的に苦手)
本を書いたことがない人だからこそ、いくらでも言えることだよなぁなんて思うことも…。
その中でも思うのが、ある自己啓発本に対して、「よくある自己啓発本と同じようなことが書かれている」なんて書き込む人を見かけるけど、いくら自己啓発本をたくさん読んだところで、そんなことを書き込むために自分の時間を使っている時点で、その人は、その本も、過去の自己啓発本もきちんと読み込めていない証拠だったり!(苦笑)
論語好きの論語知らずとはよくいうものだけど、自己啓発は読むだけではダメなんです。
心をきちんと磨かなければ!
さらに言えば、その人にとっては、何冊目かの自己啓発本かもしれないけど、人によっては初めての自己啓発本だったりもするわけで、「自分のレベルに合わなければつまらない本」だというのも、なんとも自分中心的な発想かも。
むしろ本としては、コア向けよりも、初めて読む人にも分かりやすい表現をする方が、大事だったりしますしね。
自己啓発本に限らず、スピリチュアル本も然り。スピリチュアルの神髄は、愛。それなのに、愛のないカキコミをしている時点でその人はその本を理解できていないことも…。
だからこそ、少なくとも、ブックレビューを読んで本の購入を検討するタイプの人はそこまで理解した方がいいかも。
最後は、自分で判断することも大事ですよね。
何を選択するかで自分の人生が変わる。
それで言うなら、色々な本のブックレビューで悪口を書きまくっている人は、その時間を使って、その本以上のものを自分で書いてみればいい。
そうしたら、誰も傷つけずに、さらにその自分の本が売れれば自分には印税が入り、さらにHAPPYになるはず。
そういえば、マツコ・デラックスさんが、以前、テレビでこんなことをおっしゃっていました。
売れる前はテレビで活躍している人たちを見て、「自分の方がもっと面白いことを言えるのに、と思っていた」と。
結果的にその人は、その通り、面白いことを言えるから、今はテレビでも大活躍です。
文句を言うくらいなら、自分がそれ以上のことをしてみせて、世に示すことの方が、世の中のためにもなりますしね。
文句を言うだけなんて、誰でもできることなんですよ。
結局、選択しているのは、目に見えるものだけではなく、自分の行動もそう。
どんな行動を選択するかで自分の未来は変わる!
相手も自分も落とすような行動ではなく、自分も周りの人もHAPPYにできる行動をしたいものですね。
byコラムニスト・ひかり