もし絶対に付き合ってはいけないタイプを1つ挙げるとしたら……
それは「あなたを傷つける人」です。
どんなにイケメンだろうが、どんなに社会的地位があろうが、どんなに一緒にいて楽しいだろうが、こういう人と一緒にいてはいけないと思うんです。どんどん不幸になるからです。
だから、当たり前だけど、DVをする人は以ての外ですし、それ以外にも、
・深く傷つけるようなことを言う人、
・浮気をするパートナー(信頼を裏切るパートナー)
・都合がいい関係をする相手、
・不倫を誘ってくる既婚者、
とは、関わらないようにした方がいい。
「ひどいことを言われる」「ひどいことをされる」というのも、人の心を傷つけるのには充分な力があり、ある意味、暴力だから!
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体の怪我以上に、心の傷は意外と治りにくいものです。
自分では治ったようでいても、相手にされたことがトラウマとなり、今後、新しい恋をするにも、人を愛するのが怖くなったり、信じてもいい相手を信じられなくなったり、なんてこともあるでしょう。
中には、信じ切っていた恋人から裏切られたために、男性不振に陥る女性もいれば、妻の浮気をきっかけに、EDになってしまう男性だっています。
だからと言って、ひどいことをした相手に対して「恨み続けろ!」と言っているわけでもありません。
「もう自分とは関係ない人なのだ。関係ないのだから、恨む必要もない(=許す)」と思って、自分は新たな幸せを掴むことが大切。
それができると、だいぶ心は楽になってきます。
ただ、「許すこと、執着を捨てること」と「自分の心の傷」は、別の次元の話でもあります。
相手に対して執着を捨てられても、その傷つけられた出来事によって、心に深く刻まれた傷がずっと跡を残したまま、尾を引いてしまうこともあるからです。
トラウマになってしまうと、自分の意思だけでは、どうすることもできないことも……。
心の傷の深さによっては、本当に心の病になってしまい、医療を頼るしかなくなってしまうこともあるでしょう。こうなったらもう、簡単な話ではなくなります。
だからこそ、そうなってしまう前に、自分を傷つける相手とは<速やかに>関わらないようにした方がいいと思うんです。
「自分を大切にすること」
それは、自分が一番しなくてはいけないことだから。
逆に、自分を大切にしてくれない人と付き合い続けることは、「自分を大切にしていない」ことに繋がるもの。
誰もが大切にされるべき存在。
まずは、自分をきちんと大切にしましょうね。
byコラムニスト・ひかり